中日―西武　６回無死、メヒアが左越えに２打席連続の本塁打を放つ＝ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】

埼玉西武が9対1で中日に圧勝。メヒアの2打席連続本塁打や秋山の2本塁打など計4本塁打の一発攻勢でカード初戦を制した。

1点を先制されて迎えた4回表、先頭打者・秋山の3塁打に中村の犠牲フライで同点に追いつくと、メヒアの11号ソロで逆転。さらに5回表、1死2塁の場面で秋山がレフトスタンドに叩き込む13号2ランで加点すると、6回表にはメヒアの2打席連続となる12号ソロでリードを4点差に。9回表には金子侑のタイムリーと秋山の14号3ランでダメを押した。

先発・菊池は、今季6勝2敗、防御率1.46と抜群の安定感を誇る成績どおりの投球を披露。3回裏に堂上の1号ソロで先制を許すも、4回以降は2安打に抑えた。圧巻だったのは長距離打者を迎えた7回裏。4番・ゲレーロを見逃し三振に仕留めると、続く平田も空振り三振。最後は福田をショートゴロに打ち取り中日打線の長距離打者を3者凡退に封じてみせた。菊池は8回を3安打1失点とエースらしい投球で今季7勝目を挙げた。

敗れた中日は先発の小笠原が6回までに3本塁打を浴びるなど5失点と試合を作れず。それでも小笠原は8回までマウンドに上がり、7回と8回は2イニング連続で3者凡退と首脳陣のゲキに応えてみせた。