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プロ野球

中日連敗 足が勝負の明暗…本塁突入憤死&打者走者も走塁死

 ◇交流戦 中日4―5日本ハム(2017年6月15日 ナゴヤD)

<中・日>7回1死二塁、代打・堂上の右前打で本塁を狙うも、松本の送球でアウトになる二走・京田(捕手・市川)

 「足」が勝敗の明暗を分けた。3―3の7回。1死から1番・京田が11打席ぶり安打となる二塁内野安打で出塁すると、次打者・亀沢の初球に二盗に成功。ここで中日ベンチは左腕・宮西に対し、カウント1―0の状態で左打者の亀沢に代打・堂上を送った。堂上は外角137キロ直球を叩き、右前打。流れるような攻撃で決勝点を奪いに行ったが、京田が本塁憤死。送球間に二塁を狙った堂上もアウトとなり、一瞬にして好機はついえた。

 対照的に日本ハムは8回1死二、三塁。一邪飛で三走・大累がタッチアップ。好走塁で生還し、決勝点をもぎ取った。一塁手・ビシエドは本塁に背を向けて飛球を好捕。振り向きざまに送球したが、間に合わず、精いっぱいのプレーだった。

 7回の攻撃では後ろに主軸が控える打順だっただけに、京田を三塁で止め、1死一、三塁とする選択肢もあったが、森監督は「(三塁)コーチが判断したことについて、オレは何も言わない」と判断を支持。そのうえで「1つのアヤになったかも知れない。ウチは(好走塁が)できず、向こうはできた。終わってみれば、見ている方は“いい試合だった”かもしれないが、やっている方は負けたら一緒」と悔しさをあらわにした。

 指揮官が敗因として挙げたのは、8回1死二、三塁の場面の前段階。1死一、二塁からジョーダンの暴投で相手を労せず、進塁させたことだった。「そこだよな。逆球になっているんだろうけど、そういうのが来ると捕手も考えないと。止めるべきところは止めてくれないと。結果、次のフライを取っていれば、本塁までは還ってきてないんだから」。巨人が敗れたため、5位転落は免れたが、連敗で借金は9。交流戦も借金1となった。「あと1カード残っている。やるしかないでしょ」。交流戦をいい形で乗り切るため、指揮官は後ろは振り返らない。