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プロ野球

誠也 神ってるアゲイン!サヨナラ弾 昨季3戦連続V弾と同じオリ戦

 ◇日本生命セ・パ交流戦 広島7―6オリックス(2017年6月14日 マツダ)

<広・オ>12回無死、サヨナラ弾を放ち、大喜びの鈴木(左端)

 「神ってる」伝説には続きがあった。舞台は同じマツダでオリックスとの交流戦。6―6の延長12回、広島の鈴木が自分でも「信じられない」と驚く今季初のサヨナラ弾だ。この日2本目の15号で4時間29分の死闘にけりをつけ「投手も頑張っていたので何とか決めたかった。最高!」とお立ち台で絶叫した。

 昨年の同カードでも3試合連続の決勝弾を放ち、緒方監督が口にした「神ってる」で一躍ブレークした。この日も先頭で迎えた12回の打席の前に「頭の中でよぎった」という。3万1352人の観衆からも期待する歓声が送られた。それでも「去年のことを考えると力が入ってしまうので考えすぎずに。完全につなぐ意識」と冷静に自らに言い聞かせた。

 カウント2―1から佐藤達の153キロ直球を強振。「打った瞬間にいったと思った」という会心の当たりは左中間席に突き刺さった。緒方監督は成長を認めているからこそ「それ(神ってる)は使わん」と言い「最後の最後で4番が大きな仕事をしてくれた」と称えた。

 交流戦の勝ち越しを決め、単独1位に導く劇的弾。その交流戦では対戦した全5球団から本塁打を記録している。「(交流戦に)優勝しようと言い合っている。この勝ちは大きい。これで乗っていけたらいい」。4番打者として試合を決めた一打には、昨年以上の価値があった。

 ▽昨季の神ってる3連発 鈴木は6月17日からのオリックス3連戦(マツダ)で3試合連続決勝弾。17日は4―4の延長12回無死二塁で比嘉からサヨナラ2ラン。18日は1―3の9回1死一、三塁で平野から逆転サヨナラ3ラン。緒方監督は「神がかってる。今どきの言葉で言うなら“神ってる”よな」と評した。さらに19日も4―4の8回先頭で山崎福から決勝ソロ。「神ってる」は、16年の新語・流行語の年間大賞となった。