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プロ野球

糸原 トドメ打 金本監督信頼「こういうところで打ってくれる」

 ◇日本生命セ・パ交流戦 阪神7―2西武(2017年6月13日 甲子園)

<神・西>7回、糸原は中越え2点二塁打を放ちガッツポーズ

 糸井の穴を埋めたのは俊介だけではない。1点リードの7回2死一、二塁。2日の日本ハム戦以来、3度目の1番出場だった阪神・糸原が中越え二塁打で貴重な2点を加えた。

 「絶対打ってやるという気持ちしかなかった。継続して明日からも打っていきたい」

 左腕武隈との対戦。初球に狙っていたスライダーが真ん中高めにきた。迷わずバットが出る。鋭い打球は前進守備だった秋山の頭上を越えた。

 糸井が今季初めて欠場した10日のソフトバンク戦では8番で先発して3打数2安打し、翌11日の同戦でも代打で適時打を放った。交流戦では39打数13安打(打率・333)、9打点。既に昨季の高山(11安打)を上回っていた阪神新人の交流戦最多安打の記録を更新した。9日のソフトバンク戦での走塁で左太腿裏を痛めた糸井が6試合連続で務めていた1番での活躍。代役としての意気込みを問われて「ルーキーですし、僕らががガツガツいかないとチームが盛り上がってこないと思う」と力を込めた。

 左腕との対戦は14打席目で2安打目。金本監督は「(代打は)考えなかった。こういうところで打ってくれる打者という評価もあるので」と信頼を寄せた。遊撃守備でも芝を刈って内野の土部分が2メートル拡張した新仕様の甲子園球場で4つのゴロを無難に処理し、対応力を見せつけた。大学、社会人を経た同世代の新人、西武・源田には本塁打が出ても決して見劣りしない存在感を示した。(水口 隆博)