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プロ野球

阪神・秋山 交流戦男や!3戦3勝「何とか粘れた」

 ◇日本生命セ・パ交流戦 阪神7―2西武(2017年6月13日 甲子園)

<神・西>5回2死三塁、浅村を遊飛に打ち取り、雄叫びを上げる秋山

 自信みなぎる背番号46が、この夜も聖地のマウンドで躍動した。阪神・秋山がパ・リーグ屈指の強力打線を相手に6回1/38安打2失点の粘投。セ・リーグでは同僚メッセンジャーらの7勝に次ぐ6勝目を挙げた。

 「すごく強く振ってきていたので、怖さはあったけど、何とか粘れた」

 3回に源田、4回にはメヒア。計2本のソロを浴び、最初に得た2点の援護を吐き出した。自慢の長打力を発揮する西武打線に一気にのみ込まれそうな展開の中、自力で苦境を打開した。

 再び1点優位に立った直後の5回。先頭の金子侑に右翼線二塁打を浴び、1死三塁で難攻不落の中軸と対峙した。リーグを代表する安打製造機の秋山にファウルで粘られながら最後は7球目の内角直球で見逃し三振。4番・浅村も142キロのシュートで遊飛に仕留めて乗り切った。

 7回1死一、三塁で降板。救援を仰ぎ、「中継ぎの方に負担をかけてしまった」と悔いても今季11度目の先発で9度目のクオリティースタート(6回以上を自責点3以内)で役割を果たした。

 入団時から付けていた背番号「27」が今季から「46」へ変わった。「ずっと成績も悪いですし、仕方ないですけど、46をもらったのも、何かの縁なのかなと。鶴さんの分も、頑張りたい」。前任者は昨季限りで引退し、今年から球団営業部で働く鶴直人氏。「食事に連れていってもらったり、本当にお世話になったので」。頼りにしてきた先輩とは先日、甲子園球場で顔を合わせ、「俺の時より背番号46が輝いてるなぁ。アキ、頑張れよ!」と肩をたたかれた。

 交流戦は3戦3勝で白星を量産。「ちょっと(登板間隔が)空くと思うので変化球の精度を突き詰めていきたい」。もっと「46」を輝かせるため、さらなる高みを見つめた。(遠藤 礼)