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プロ野球

計15安打12得点!東北楽天が投打に圧勝!

ヤクルト―楽天 ヤクルトに勝利し、梨田監督(左)とタッチを交わす楽天・松井稼=神宮【写真提供:共同通信社】


 打線が爆発した東北楽天が12対3で東京ヤクルトに勝利、連勝を3に伸ばした。

 10連敗を脱した東京ヤクルトの先発は今季4勝5敗、防御率4.52の石川。対するパ・リーグ首位の東北楽天は、この日1軍に戻ってきた釜田(2勝2敗、防御率5.93)が、先発マウンドに上がる。

 試合は、初回から東北楽天打線が石川に襲いかかる。1番・茂木の3塁打を皮切りに、続く2番・ペゲーロがタイムリーを放ち先制。その後2死2、3塁の場面で6番・松井稼が、2点タイムリー放ち、この回一挙3点を奪った。勢いづいた東北楽天打線は、3回表に再び松井稼の2点タイムリー、5回にも7番・三好のタイムリーで1点を奪い、東京ヤクルト先発の石川をノックアウトした。

 東北楽天の先発・釜田は、5回まで相手打線をわずか1安打に抑える好投。6回に味方のエラーなどで2点を失うが、大量援護に恵まれ今季3勝目。打線は、6回以降も毎回得点を挙げ、終わってみれば15安打12得点と大爆発。なかでも久々のスタメンに名を連ねた松井稼は、3打数3安打5打点とまだまだ衰えていないことを猛アピールした。

 約1カ月ぶりの連勝とはならなかった東京ヤクルトは、先発の石川が大誤算。打線も、わずか3安打と沈黙した。