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侍ジャパン

マエケン 後輩・誠也の成長に笑顔「僕がいた頃はまだ…」最大のライバル・米国封じに“秘策”も

 ドジャースの前田健太投手(31)が10日深夜に放送されたTBSのスポーツ情報番組「S☆1」(土曜深夜0・00)に出演。国際大会「プレミア12」の1次ラウンド3試合で2本塁打9打点の結果を残して3連勝の原動力となった侍ジャパン主砲で広島の後輩、鈴木誠也外野手(25)の活躍を喜び、頼もしい成長に舌を巻いた。

ドジャースの前田健太(AP)

 ドジャース移籍前の2015年まで鈴木と広島で3年間チームメートだったマエケン。鈴木の活躍に「すごくうれしいですね」と笑顔を見せると「頼もしいし…まさかね…。僕がいた頃はまだレギュラー定着はしてなかったんですけど、そこからね…こうやって日本代表の4番バッターを務めるまで成長したので。本当にすごく頼もしいですね」と目を細めた。

 また、舞台を日本に移して11日から行われるスーパーラウンドに向け、侍ジャパンの世界一奪還へ向けた“秘策”も披露。最大のライバルである米国について「若手の有望株ってストレートにメチャクチャ強いんですよ。マイナーリーグのピッチャーってストレート皆速いんですよ。だからストレートは打てるんですね。160キロでも打てるんです」とし、日本では打者に対して有効とされる外角低めへの直球が米国選手相手には通用しないと断言した。

 米国のキーマンにアデルを挙げた前田は「投手・前田」VS「打者・アデル」の“仮想対決”にも言及し「初球は変化球、僕だったらカーブかスライダーをアウトコース。アバウトでいいと思います。アウトコース気味だったら。2球目は僕だったらスライダーですね。アウトコース低めに」と配球を明かした。そして3球目は「ここで1球ボール球を使うんですけど、アウトローが安全っていうのは(日本では)常識としてあるとは思うんですけど、アウトコースストレートは投げない、絶対に」と断言。外角低めの直球はリスクが高いとし、その背景には米国を中心にアッパー気味のスイングが流行となっている「フライボール革命」があり、外角低め直球はその餌食になるケースが増えているとした。

 「今、フライボール革命ということで低めのストレートが好きなバッターが多いので、ここが今は必ずしも安全ではない。まだ若い選手で、あまり配球とか考えてないと思うんですね。だから下手に日本のキャッチャーが考えすぎて“変化球続けすぎたからストレートを投げよう”は危険だと思う」とマエケン。そのため、3球目はインハイへつり球。4球目、5球目と外角のスライダーを選び「逃げる球でリスクを回避した方が長打も少なくなる」と説明した。

 「僕も前回、世界一になれなかったですし、日本の野球の強さっていうのをもう一度証明していただきたいなと思います」とマエケン。「僕も金メダルが欲しかったです」と笑顔で付け加えて侍ジャパンの世界一奪回を願っていた。