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【6月10日プロ野球全試合結果】ヤクルトが痛恨の10連敗、日本ハム・中田翔の決勝打で連敗を6でストップ、阪神・糸原健斗が決勝打


■楽天、美馬学が8回1失点の好投、広島は打線が沈黙

楽天は6月10日、Koboパーク宮城で広島と対戦。先発の美馬学投手が8回1失点の好投を見せ、2-1で接戦をものにした。

楽天は0-1と1点ビハインドで迎えた5回裏、指名打者アマダーのソロ本塁打で同点とすると、8回裏には、ペゲーロ外野手の適時二塁打で勝ち越しに成功した。投げては、美馬が好調広島打線を相手に好投を見せ、今季7勝目。

敗れた広島は、先発の野村祐輔投手が8回途中2失点の好投を見せるも、打線が美馬の前に沈黙した。

■西武、投打がかみ合いDeNAに快勝…秋山翔吾が3安打3打点の活躍

西武は6月10日、メットライフドームでDeNAと対戦。秋山翔吾外野手が3安打3打点と打線を牽引し、6-2で勝利した。

西武は初回、秋山が今季第12号となる2点本塁打を放ち、幸先よく先制。2回裏には、走者二、三塁の場面で金子侑司外野手が犠飛を放つなど打線がつながり、5-0とリードを広げる。

その後、5-2とリードして迎えた8回裏には、外崎修汰内野手が今季第5号となるソロ本塁打を放ち貴重な1点を追加した。投げては、2番手で登板したガルセス投手が今季2勝目。敗れたDeNAは西武を上回る12安打を放ちながらも2点どまりと、打線が好機を生かせなかった。

■ロッテが3連勝、二木康太が8回途中1失点…ヤクルトは痛恨の10連敗

ロッテは6月10日、ZOZOマリンスタジアムでヤクルトと対戦。先発の二木康太投手が8回途中1失点と好投を見せ、4-1で勝利した。

ロッテは0-0で迎えた2回裏、1死満塁の好機を作ると、田村龍弘捕手が犠飛を放って1点を先制。その後、1-1で迎えた6回裏には、1死二塁の場面で田村が右中間を鋭く破る適時三塁打を放ち2-0。サントス外野手にも適時打が飛び出し、3-0とリードを広げた。

投げては、二木が安定した投球を見せて開幕から負けなしの4連勝。敗れたヤクルトは、朗だともに振るわず、痛恨の10連敗となった。

■オリックス、中島宏之の決勝打で接戦を制す…中日はリリーフ陣が誤算

オリックスは6月10日、京セラドーム大阪で中日と対戦。中島宏之内野手の決勝打により、5-3で勝利した。

オリックスは2-3と1点ビハインドで迎えた8回裏、1死二、三塁の好機を作ると、中島が適時二塁打を放ち逆転に成功。続く走者一、三塁の好機に小谷野栄一内野手が犠飛を放ち、5-3とリードを広げた。

投げては、3番手の吉田一将投手が今季初勝利。敗れた中日は、7回表にビシエド内野手らに一発が飛び出すなど打線がつながり一時は逆転に成功したものの、リリーフ陣が踏ん張れなかった。

■阪神、糸原健斗が決勝打…ソフトバンクの連勝は4でストップ

阪神は6月10日、ヤフオクドームでソフトバンクと対戦。糸原健斗内野手が決勝打を放ち、5-1で勝利した。

阪神は2回表、1死満塁の好機を作ると、糸原が適時二塁打を放ち幸先よく2点を先制。続く2死二、三塁の場面で上本博紀内野手が適時二塁打を放ち4-0とリードを広げる。その後、ソフトバンクに1点を返されるも、8回表には、相手バッテリーのミスにより貴重な1点を追加し、5-1とした。

投げては、先発の青柳晃洋投手が5回1失点と先発の役割を果たし、今季3勝目。敗れたソフトバンクは、先発の松本裕樹投手が序盤に4失点を喫するなど投打ともに振るわなかった。

■日本ハム、中田翔が決勝打…大田泰示は古巣・巨人相手に先頭打者弾

日本ハムは6月10日、札幌ドームで巨人と対戦。中田翔内野手が決勝打を放ち、3-2と逆転勝利。連敗を6でストップした。

日本ハムは初回、この日1番に入った大田泰示が、今季第7号となる先頭打者本塁打を左中間スタンドに放りこみ、幸先よく1点を先制。その後、巨人に1-2と逆転されるも、8回裏に1死二、三塁の好機を作ると、主砲・中田が左中間を深々と破る適時二塁打を放ち、3-2と逆転に成功した。

投げては、4番手の鍵谷陽平投手が今季2勝目。敗れた巨人は打線が4安打と沈黙し、連勝とはならなかった。

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