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救世主はマイコラス!読売巨人が1点差勝利で連敗脱出!

日本ハム―巨人  連敗を13で止め、5勝目を挙げたマイコラス(右)をねぎらう巨人・高橋監督=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


 読売巨人が2対1で北海道日本ハムに勝利。球団ワーストの連敗記録を13で止めた。
 
 5連敗中の北海道日本ハムは今季3勝4敗、防御率3.67の高梨、13連敗中の読売巨人は今季4勝3敗、防御率3.15のマイコラスが先発。初回ともに無得点の後の2回表、読売巨人は1死から村田、長野の連打で2、3塁とすると、古巣との対決となった石川がレフト前へ弾き返して1点を先制。しかし、直後の2回裏に北海道日本ハムが中田と大田のヒットで1、3塁とし、松本がサード強襲のタイムリーを放ってすぐさま1対1の同点に追い付いた。
 
 その後は両先発が踏ん張って無得点が続いたが、迎えた5回表に読売巨人がヒットのクルーズを2塁に送ると、2死2塁から坂本がセンターフェンス直撃の勝ち越しタイムリー。この1点を「今日は全球戦うつもりで投げた。気合が入っていた」と振り返ったマイコラスが、8回まで5安打1失点10奪三振の好投で守り抜くと、9回はマシソンが登場して杉谷をセンターフライに打ち取った後にレアード、中田を連続三振。読売巨人が、実に5月24日の阪神戦以来、交流戦初白星となる勝利を手にした。
 
 敗れた北海道日本ハムは、先発の高梨が8回途中まで投げて8安打を許しながらも無四球9奪三振で要所を締めて2失点と我慢したが、打線が応えられず。5回にこの日が27歳の誕生日だった大田が、古巣相手に2安打目となる2塁打を放ったが、1死3塁から試みた大野のセーフティースクイズがキャッチャーフライとなってチャンスを活かせず。6連敗となった。