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プロ野球

柳田が4日連続ヒーロー!福岡ソフトバンクが完封勝ち!

ソフトバンク―阪神  阪神に勝利し、お立ち台でポーズをとるソフトバンクの柳田(左)とバンデンハーク=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクが3対0で阪神に完封勝ちを収めた。

 リーグ2位同士の戦い。先制したのは福岡ソフトバンク。初回、1死から今宮が三塁ベースに当たる幸運な2塁打を放つと、続く柳田が21試合連続安打となるセンター前へのタイムリー。さらに3回裏にもヒットの今宮を塁に置いた状態で、柳田がレフトのホームランテラスに3試合連続弾となる15号2ランを放って2点を追加した。
 
 一方の阪神は、6回表に無死2、3塁のチャンスを作ったが、3番・高山が浅いレフトフライ、4番・福留が見逃し三振、5番・原口がファーストフライに倒れて無得点。ここが勝敗の大きなポイントとなった。

 福岡ソフトバンクの先発・バンデンハークは、この6回でマウンドを降りたが「1球1球集中して腕を振って投げた」と被安打3、9奪三振、無失点の好投。7回からは森、岩嵜、サファテの勝利の方程式がしっかりと阪神打線を抑えた。
 
 福岡ソフトバンク打線は前日の試合で20安打を放ったが、この日は今宮の3安打、柳田の2安打以外は中村の内野安打1本のみ。阪神の先発・岩貞が粘りを見せたこともあるが、それだけに。「僕が打ったのはたまたま。運がいいと思います。どんどん甘い球を打ちにいけていることがいい結果につながっています」と振り返った柳田の3打点と投手陣の踏ん張りが光った試合となった。

 勝ち投手はバンデンハークで6勝目、負け投手は岩貞で4敗目。福岡ソフトバンクは楽天とのゲーム差を0.5に縮め、阪神は広島とのゲーム差が3に広がった。