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【6月6日プロ野球全試合結果】巨人が球団ワーストに並ぶ11連敗、広島は貯金が今季最多13、ソフトバンク・柳田悠岐がサヨナラ打


■DeNAが投打で楽天を圧倒…筒香嘉智が今季第5号、桑原将志が先頭打者弾

DeNAは6月6日、山形で楽天と対戦。打線が一発攻勢を見せるなど投打で楽天を圧倒し、9-1で勝利した。

DeNAは初回、桑原将志外野手が先頭打者本塁打を放ち幸先よく1点を先制。続く好機に主砲・筒香嘉智外野手に2点本塁打が飛び出し、3-0とリードを広げた。3回表には指名打者・宮崎敏郎のソロ本塁打で1点を追加すると、5回表にはロペス内野手にソロ本塁打が飛び出すなど打線がつながり4点を追加した。

投げては、先発の濵口遥大投手が7回1失点の好投を見せ、今季4勝目。敗れた楽天は先発の辛島航投手が初回に3失点を喫するなど誤算だった。

■中日、又吉克樹が自身初の完封勝利…ロッテは今季未勝利の石川歩を援護できず

中日は6月6日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。先発の又吉克樹投手が9回無失点の快投を見せ、3-0で勝利した。

中日は初回、無死三塁の場面で亀澤恭平内野手が犠飛を放って1点を先制。6回表には、2死三塁の好機で、現在セ・リーグ首位打者の大島洋平外野手が適時打を放って2-0。8回表には、平田良介外野手が今季第6号のソロ本塁打を放ち、3-0とリードを広げた。

投げては、又吉が9回8奪三振で自身初の完封勝利。敗れたロッテは、打線が4安打と沈黙。先発の石川歩投手は8回を投げて3失点とまずまずの投球を見せたが、打線の援護がなく今季6敗目(0勝)を喫した。

■広島・エルドレッドが決勝打、見事な逆転勝ちで貯金が今季最多の13

広島は6月6日、札幌ドームで日本ハムと対戦。指名打者・エルドレッドが決勝打を放ち、4-3と逆転勝利をおさめた。

広島は1-3と2点ビハインドで迎えた7回表、菊池涼介内野手の内野ゴロの間に1点を返すと、続く走者三塁の好機で、丸佳浩外野手が適時打を放って同点。さらにエルドレッドが値千金の適時二塁打を放ち、これが決勝点となった。

投げては、先発の薮田和樹投手が6回3失点と粘りの投球を見せ、逆転勝利を呼び込んだ。敗れた日本ハムは2番手で登板した宮西尚生投手が3失点と誤算だった。

■巨人が球団ワーストに並ぶ11連敗、42年ぶりの屈辱「この先どうやってファンを続けていけば…」

巨人は6月6日、メットライフドームで西武と対戦。リードを守り切れずに5-8と痛恨の逆転負け。球団ワーストに並ぶ11連敗を喫した。

今日も勝てなかった。実に42年ぶりの屈辱だ。巨人は3回表、1死二、三塁の好機を作ると、一軍昇格で即1番・中堅で先発出場の陽岱鋼外野手が適時打を放ち2点を先制。4回表には1死二塁の場面で阿部慎之助内野手が適時打を放って3-0とリードを広げた。

その後1点差に詰め寄られるも、6回表には小林誠司捕手の適時打などで2点を追加し、5-2と再び突きはなした。しかし6回裏、指名打者・栗山巧に今季第4号となるソロ本塁打を浴びて1点を返されると、炭谷銀仁朗捕手の適時打などで同点とされる。

続く7回裏には、メヒア内野手に押し出しの四球を与えて勝ち越しを許すと、8回裏には浅村栄斗内野手に一発を浴びて力尽きた。

連敗脱出を託された先発の菅野智之投手は6回5失点と振るわず、打線は西武のリリーフ陣に抑え込まれた。

巨人ファンからは、「ファンになってから初めて11連敗を目撃しました。私はこの先どうやってファンを続けていけばいいのでしょうか」「巨人やる気あるの?明日、吉川で必ず連敗止めろ!こんな巨人見たくない!」「交流戦やめて練習してはどうでしょうか?」「負のスパイラルとはまさにこのことですね。抑えるときは打てない。打つときは抑えられない。 せめて3失点でまとめてくれれば良かっただけなのに」などの声が寄せられていた。

■阪神が打線爆発で快勝…オリックスは金子千尋が9失点、連勝は7でストップ

阪神は6月6日、京セラドーム大阪でオリックスと対戦。打線が爆発し、11-4で勝利した。

阪神は0-2と2点ビハインドで迎えた3回表、2死二塁の好機を作ると、上本博紀内野手が適時二塁打を放って1点を返す。続く好機に高山俊外野手の適時打で同点とすると、その後も打線がつながり、鳥谷敬内野手に3点本塁打が飛び出すなど6-2と一気に逆転に成功した。

攻撃の手を緩めない阪神は6回表、糸井嘉男外野手の適時打や原口文仁内野手の適時二塁打などでさらに5点を追加した。

投げては、先発の秋山拓巳投手が8回2失点の好投を見せ、今季5勝目。敗れたオリックスは、先発したエース・金子千尋投手がまさかの9失点と乱調だった。

■ソフトバンク、柳田悠岐がサヨナラ内野安打…ヤクルトは痛恨の6連敗

ソフトバンクは6月6日、ヤフオクドームでヤクルトと対戦。柳田悠岐外野手がサヨナラ内野安打を放ち、2-1で延長戦を制した。

ソフトバンクは0-1と1点ビハインドで迎えた5回裏、ジェンセン内野手がソロ本塁打を放ち同点とする。その後は両チームの投手陣が踏ん張り無得点が続き延長戦へ。

迎えた10回裏、走者三塁の好機を作ると、柳田が三塁線ギリギリに入るボテボテの内野安打を放ち、サヨナラの走者が生還。敗れたヤクルトは、引き分けを挟み痛恨の6連敗を喫した。

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