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【6月3日プロ野球全試合結果】中日・荒木雅博が通算2000本安打達成、オリックスが怒涛の6連勝、巨人は悪夢の9連敗


■広島、ロッテとの接戦を制す…バティスタが代打で逆転弾

広島は6月3日、マツダスタジアムでロッテと対戦。代打で登場したバティスタが逆転弾を放つなど活躍し、6-5で接戦をものにした。

広島は3-4と1点ビハインドで迎えた6回裏、無死二塁の好機を作ると、代打のバティスタが2点本塁打を放ち逆転に成功。7回裏には松山竜平外野手に今季第3号のソロ本塁打が飛び出し、6-4とリードを広げた。

投げては、2番手で登板した一岡竜司投手が今季2勝目。敗れたロッテは最終回に清田育宏外野手のソロ本塁打で1点差に迫るも、反撃はそこまでだった。

■西武、打線が爆発し3連勝…中村剛也、浅村栄斗、秋山翔吾が一発攻勢

西武は6月3日、神宮球場でヤクルトと対戦。主軸の一発攻勢など打線が爆発し、11-2と快勝。3連勝を飾った。

西武は2回表、中村剛也内野手の今季第11号のソロ本塁打で先制すると、3回表には秋山翔吾外野手が2点本塁打、浅村栄斗内野手にソロ本塁打が飛び出し、4-0とリードを広げた。その後も効果的に加点し終始試合のペースを握った。

投げては、先発の佐野泰雄投手が6回2失点の好投を見せ、今季3勝目。敗れたヤクルトは、山田哲人内野手の今季第6号で2点を返すにとどまり、打線は10安打を放ちながらも好機を生かせなかった。

■オリックスが怒涛の6連勝、T-岡田が貴重な一発…巨人は悪夢の9連敗

オリックスは6月3日、東京ドームで巨人と対戦。接戦を制し、5-4で勝利。怒涛の6連勝を飾った。

オリックスは初回、小谷野栄一内野手の内野ゴロの間に1点を先制すると、続く走者一、三塁の好機でT-岡田外野手が今季第13号となる3点本塁打を放ち、4-0とリードを広げる。5回表には、1死一、二塁の好機で中島宏之内野手が適時打を放ち5-0とした。

対する巨人は6回裏、村田修一内野手の満塁本塁打が飛び出し1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばなかった。オリックスは、先発の松葉貴大投手が6回途中4失点で今季2勝目を挙げた。

■中日、荒木雅博が通算2000本安打達成…史上48人目の快挙

中日は6月3日、ナゴヤドームで楽天と対戦。試合は1-5で敗れたものの、先発出場した荒木雅博内野手が史上48人目の通算2000本安打達成した。

前の試合で2000本に王手をかけていた荒木。初回、第一打席は内角のスライダーを見逃して三振となるも、4回裏に迎えた第2打席にライトへ2000本目の安打を放った。中日一筋の男が達成した金字塔に、本拠地ナゴヤドームのファンは歓喜にわいた。

試合は、楽天・先発の美馬学投手に8回無失点に抑えられるなど打線が沈黙。荒木の記録に花を添えることはできなかった。

この大記録達成に対してファンからは、「荒木選手、2000本安打おめでとうございます。まだまだ伸ばしていってください」「チームの勝利のため、まだまだ記録をのばしてくださいね!」「おめでとうございます!ナゴドで打ってくれて嬉しいです!」「現地観戦してました。泣きそうになりました」など、祝福の声が多数寄せられていた。

■ソフトバンク、松本裕樹がプロ初勝利…柳田悠岐が2発含む3安打4打点

ソフトバンクは6月3日、横浜スタジアムでDeNAと対戦。先発の松本裕樹投手がプロ初勝利を挙げるなど投打がかみ合い、7-3で勝利した。

ソフトバンクは初回、1死一、二塁の好機に指名打者・デスパイネが今季第16号の3点本塁打を放ち幸先よく先制。5回表には柳田悠岐外野手にソロ本塁打が飛び出し4-0。その後、1点差まで追い上げられるも、9回表には柳田がこの日2本目の3点本塁打を放ち、7-3とリードを広げた。

投げては、先発の松本裕樹投手が6回途中3失点の好投を見せ、プロ入り初勝利。敗れたDeNAは、先発の平良拳太郎投手が5回4失点と振るわなかった。

■阪神・岡崎太一、プロ初本塁打が逆転弾…青柳晃洋が今季2勝目

阪神は6月3日、甲子園球場で日本ハムと対戦。岡崎太一捕手が、プロ初本塁打となる逆転弾を放ち、4-2で勝利した。

阪神は1点ビハインドで迎えた3回裏、1死二塁の好機に糸井嘉男外野手が適時打を放って1点を返すと、4回裏には走者三塁の場面で、岡崎が2点本塁打を放って逆転に成功。8回裏には1死二塁の好機を作ると、鳥谷敬内野手が適時打を放ち4-2とリードを広げた。

投げては、先発の青柳晃洋投手が6回途中2失点と好投し今季2勝目。対する日本ハムは、初回にレアード内野手の犠飛などで2点を先制するも、以降は打線が振るわずに無得点に終わった。

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