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2017.06.02 23:29
【6月2日プロ野球全試合結果】オリックスが5連勝、中日・小笠原慎之介が今季初勝利、ロッテ・延長12回にダフィーが決勝打
■西武、菊池雄星が今季6勝目…ヤクルトは打線が振るわず
西武は6月2日、神宮球場でヤクルトと対戦。先発の菊池雄星投手が6回2失点の好投を見せ、3-2で勝利した。
西武は初回、2死二塁の好機を作ると、浅村栄斗内野手が適時二塁打を放って幸先よく1点を先制。その後ヤクルトに1-2と逆転されて迎えた7回表、相手バッテリーのミスで同点とすると、続く好機に金子侑司外野手の内野ゴロの間に走者が生還し、勝ち越しに成功した。
投げては、菊池が今季6勝目。敗れたヤクルトは、先発の原樹理投手が7回3失点と粘投を見せるも、打線にあと一本が出なかった。
■ソフトバンク、内川聖一が決勝犠飛…DeNAはクラインが6失点
ソフトバンクは6月2日、横浜スタジアムでDeNAと対戦。内川聖一内野手が決勝犠飛を放ち、6-4で勝利した。
ソフトバンクは初回、柳田悠岐外野手や指名打者・デスパイネの適時二塁打などで4点を先制。2回表には1死満塁の好機を作ると、内川が犠飛を放って5-0とリードを広げた。その後、DeNAの梶谷隆幸外野手に2点本塁打を浴びるなどして追い上げられるも、5回表にはデスパイネが犠飛を放って6-2とリードを広げた。
投げては、先発のバンデンハーク投手が6回4失点ながらも味方打線の援護を受けて、今季5勝目。敗れたDeNAは、先発のクライン投手が6失点と誤算だった。
■中日、小笠原慎之介が今季初勝利…荒木雅博が通算2000本に王手
中日は6月2日、ナゴヤドームで楽天と対戦。先発の小笠原慎之介投手が5回無失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、6-3で勝利した。
中日は0-0で迎えた5回裏、走者三塁の場面で平田良介外野手が適時二塁打を放って1点を先制。7回裏には1死二、三塁の場面で荒木雅博内野手が適時打を放ち3-0とリードを広げる。8回裏には、打撃好調のゲレーロ内野手の今季第15号のソロ本塁打や相手守備のミスも重なり6-0とした。
投げては、小笠原が嬉しい今季初勝利。敗れた楽天は、3番手の菅原秀投手が3失点と誤算だった。
この試合で適時打を放った荒木は通算1999本とし、2000本安打に王手をかけた。
■日本ハム、土壇場で松本剛が決勝打…阪神はドリスが誤算、痛恨の逆転負け
日本ハムは6月2日、甲子園球場で阪神と対戦。最終回に松本剛内野手が決勝打を放ち、4-2と見事な逆転勝利を飾った。
日本ハムは0-2と2点ビハインドで迎えた7回表、1死三塁の場面で大野奨太捕手が適時打を放って1点を返すと、9回表の走者二、三塁の場面で中島卓也内野手がセーフティスクイズを成功させて同点。さらに1死二、三塁の好機で松本が適時二塁打を放ち、4-2と勝ち越しに成功した。
投げては、ルーキーの玉井大翔投手がプロ初勝利。敗れた阪神は、守護神のドリス投手がまさかの3失点で痛恨の逆転負けを喫した。
■オリックス、延長11回の死闘を制し5連勝…巨人はマシソンが誤算
オリックスは6月2日、東京ドームで巨人と対戦。延長11回までもつれ込んだ死闘は、武田健吾外野手が決勝打を放ち、6-5で巨人を下した。
オリックスは1-4と3点ビハインドで迎えた9回表、代打で登場したロメロがソロ本塁打を放って1点を返すと、続く好機に安達了一内野手が適時二塁打を放ち1点差に詰め寄る。さらに、走者二塁の場面で小谷野栄一内野手が値千金の適時二塁打を放って土壇場で同点とした。
勢いに乗ったオリックスは11回表、安達がソロ本塁打を放って勝ち越しに成功。さらに満塁の好機で武田が適時打を放ち、6-4とした。対する巨人は長野久義外野手がソロ本塁打を放ち粘りを見せるも、反撃はそこまでだった。
■ロッテ、延長12回に代打・ダフィーが決勝打…広島はブレイシアが誤算
ロッテは6月2日、マツダスタジアムで広島と対戦。延長12回表に代打・ダフィーが決勝打を放ち、5-4で勝利した。
ロッテは初回、1死三塁の場面で清田育宏外野手が適時打を放ち1点を先制。続く満塁の場面で根元俊一内野手が適時打を放つなど打線がつながり、4-0とした。その後、先発の涌井秀章投手が広島に4失点し同点とされるも、迎えた12回表、走者二塁の好機にダフィーが適時二塁打を放って勝ち越しに成功した。
投げては、5番手で登板した松永昂大投手が今季初勝利。敗れた広島は7番手のブレイシア投手が誤算だった。