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プロ野球

バレンティン3打点&星が7回1失点!東京ヤクルトが連敗脱出!

中日―ヤクルト  連敗を5で止め、タッチを交わすヤクルトナイン=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 序盤に大量リードを奪った東京ヤクルトが7対1で中日に快勝。交流戦を前に連敗を5で止め、1日で最下位脱出に成功した。
 先発は今季1勝2敗、防御率3.41の星と、同1勝3敗、防御率2.50のバルデスは中4日の登板。今カード2試合連続で先制点を奪いながら逆転負けを喫していた東京ヤクルトだったが、この日は2回表、バレンティンの安打と相手の失策で無死1、3塁の好機を得ると、中村のタイムリーで先制。1死満塁の場面では大引が2点タイムリーを放ち、なおも続く2死満塁で雄平の2点タイムリーとバレンティンのタイムリー2塁打で一挙6点のリードを奪った。

 打線の援護を受けた星は「野手の皆さんに点を取っていただいたので、ラクに投げることができました。大胆にいけた」と、無四死球で終始相手に流れを渡さず、7回を6安打4奪三振1失点。2勝目を手にしたヒーローインタビューでは「(先週の)日曜日にボクが連勝を止めてしまった。きょうはなんとしても連敗を止めたいと思って気持ちを強く思い切りいきました」と、責任感の強さが表れていた。

 一方、敗れた中日の反撃はゲレーロの10号ソロによる1点のみ。開幕から好投を続けていたバルデスが2回7安打6失点(自責2)と2試合連続で試合を壊してしまった。