- 大学野球
2019.09.28 20:29
ドラフト候補・郡司裕也が同点打含む3安打の活躍!守っても2度の盗塁阻止で5投手をけん引【9/28 秋季東京六大学野球 1回戦 慶應義塾大学 vs 立教大学】
慶應大が逆転で逃げ切り4対3で勝利。
2回、慶應大は1死満塁と先制の好機を作ると、内野ゴロに敵失が絡んで一気に2点を先制する。一時は逆転を許すが6回、柳町達(4年・慶應)と郡司裕也(4年・仙台育英)の連続二塁打で同点に追いつく。さらに2死二塁から、嶋田翔(3年・樹徳)がタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。
先発した髙橋佑樹(4年・川越東)は4回途中、2本塁打を含む5安打3失点で降板。2死、一、二塁と依然続くピンチに救援した津留﨑大成(4年・慶應)がしのぎ、追加点は許さず。その後は毎回ランナーを背負いながらも、味方の好守にも助けられながら継投でリードを守り切った。
立教大は2点を追う4回に5安打を集中し一時は逆転に成功するも、ほぼ毎回ランナーを出しながら決定打に欠き追加点が奪えず。2度の盗塁失敗もあり、8安打9残塁と拙攻が響いた。
慶應義塾大 020 002 000=4
立教大 000 300 000=3
【慶】髙橋佑、○津留﨑、増居、高橋亮、石井-郡司
【立】●田中誠、中﨑-藤野
本塁打:立教大・宮﨑仁《4回ソロ》、太田《4回ソロ》
◎慶應義塾大・大久保秀昭監督
「試合前には『つないでいこう』と話していた。相手の田中はいい投手だから、簡単にアウトにならないことをテーマにしました。」
◎慶應義塾大・郡司裕也(4年・仙台育英)
「田中は普通には打てないので、みんなが工夫して打席に入りました。(3安打は)藤野の配球を読んだのもありますし、状態も上がってきているのでいい傾向だと思います」
◎慶應義塾大・嶋田(3年・樹徳)
「何とか一本、打てるようにと思って打席に入りました。勝ち点5で先輩たちと優勝したいので、明日もしっかり勝って勝ち点2を獲りたいです」