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両軍合わせて29安打!松本裕がほろ苦デビューも福岡ソフトバンクが乱打戦を制す!

両軍合わせて29安打!松本裕がほろ苦デビューも福岡ソフトバンクが乱打戦を制す!【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクが13対9で北海道日本ハムに打ち勝った。
 
 前日も両チーム合わせて計20安打13得点だったが、有原と松本裕の両先発で始まったこの日は、さらにその上を行く乱打戦となった試合は初回から激しく動き、福岡ソフトバンクが1回表に内川のタイムリーとデスパイネの14号3ランで4点を先制するも、プロ初先発の松本裕に対して北海道日本ハムがすぐさま反撃。3四球でもらった2死満塁のチャンスに田中がセンターに弾き返して2点を返した。

 だが、福岡ソフトバンク打線が爆発を続ける。3回表に柳田、中村のタイムリーに松田の9号2ランも飛び出して4点を奪取すると、続く4回表にも内川が11号2ランなどで3点を追加。4回に1点、5回には4点を返されて追い上げを許した中、7回表に上林のタイムリーで2点を奪って突き放しに成功。計15安打で13点を奪った。

 先発の松本裕は、初回2失点の後に2回、3回と立ち直って無失点に抑えたが、4回、5回と失点して、4回1/3を9安打6失点で勝利投手の権利を得る前に降板。チームは勝利したが、自身にとってはほろ苦いデビュー戦となった。

 対する北海道日本ハムも、先発の有原が3回8安打8失点と炎上。4回以降に近藤、岡、レアードのタイムリーなどで追い上げ、計14安打で8点を奪ったが、及ばず。ソフトバンクは連敗を2で止めて、4番手の森が今季初勝利。北海道日本ハムの有原は5敗目を喫した。