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プロ野球

岡田7回1失点で5勝目!広島東洋が3連勝で首位とゲーム差なし!

巨人―広島  7回1失点で5勝目を挙げた広島・岡田=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 広島東洋が7対2で読売巨人に勝利。今季、東京ドームでは負けなしの4連勝となった。
 
 先発は今季4勝2敗、防御率2.89のマイコラス、同4勝1敗、防御率3.57の岡田と、5月13日(マツダ)と同じ対決。両先発ともに上々の立ち上がりで序盤は投手戦の様相を呈する。試合が動いたのは4回。広島東洋は、この回先頭の2番・菊地が粘った9球目のスライダーをレフトスタンドへ運んで1点を先制。6回には、無死2、3塁から6番・安部、7番・松山に連続タイムリーが生まれて3点を追加。7回、8回にも得点を奪い、計11安打7得点で試合を決めた。
 
 広島東洋の先発岡田は、キレのあるストレートを軸に変化球を効果的に織り交ぜて、7回6安打1失点で今季5勝目。これが東京ドーム初勝利となった岡田は、ヒーローインタビューで「うれしいです」と笑顔を見せ、「先頭を出さないようにしっかり抑えて投げようと思いました」と投球内容を振り返った。チームはこれで3連勝。この日敗れた首位・阪神にゲーム差なしで並んだ。
 
 敗れた読売巨人は、先発のマイコラスが10奪三振を奪いながらも6回に突如崩れ、5失点と試合を作れず。終盤にはミスが連発し、高橋監督は、「選手も頑張らなければいけないし、我々も指導していかなければいけない」と肩を落とした。