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プロ野球

西武ニール9連勝!郭泰源以来球団助っ人25年ぶり 張誌家以来の1年目10勝

 ◇パ・リーグ 西武4―1ソフトバンク(2019年9月11日 メットライフD)

力投するニール(撮影・尾崎 有希)

 低く、とにかく低く。西武・ニールが真骨頂の投球でソフトバンク打線を牛耳った。4回まで完全投球。7回を7安打無四球で1失点に封じ、首位浮上に貢献した。

 「低めに投げてゴロを打たせる。いつも通りの投球を心掛けたのが勝利につながったね」。21アウトのうち、12をゴロアウトで奪った。9連勝。球団の外国人では「オリエンタルエクスプレス」と呼ばれた伝説の右腕・郭泰源(カクタイゲン)が記録した94年以来25年ぶりだ。台湾で快挙の報を聞いた郭泰源氏(57)は「当時の記録も覚えている。ぜひ僕の数字を抜いて記録を伸ばしてほしいね」と祝福した。

 「記録も大きな意味があるけど、何より日本でプレーするのが夢だった。このチームは特別。感謝したい」。昨年まではメジャーとマイナーを行き来する日々で起用法も先発、中継ぎと定まらなかった。新天地の日本で「先発なら勝てる自信はあった」。10勝目。球団の外国人投手が来日1年目に到達するのは02年の張誌家(チャンズージャ)以来だ。

 台風15号が上陸した8日夜は「夜中の3時すぎから、風が強くて2時間ぐらい眠れなかった。日本で初めての台風だったからね」。そんな異国での経験全てが楽しい。お立ち台。「あざーっす!」の決めゼリフもすっかり板についてきた。 (鈴木 勝巳)