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プロ野球

阪神・青柳、8勝目も課題残る6回途中降板「もう少し長いイニング投げないと」

 ◇セ・リーグ 阪神10―3ヤクルト(2019年9月11日 甲子園)

4回、雨の中で力投する青柳(撮影・坂田 高浩)

 チーム単独トップの8勝目にも胸は張れない。6点の援護をもらいながら6回途中3失点。91球での降板に阪神・青柳は唇をかんだ。 「8勝目は素直にうれしい。勝たせてもらった感じですね」

 1時間7分遅れのプレーボール。加えて、ヤクルト打線はバレンティン、山田哲も外し1~7番まで左打者が並んでいた。被打率は対右の・202に対し、・337と苦手にしているだけに、相手の意図は承知済み。3回までは4奪三振で完全投球だったが、5回に村上にソロを被弾し6回は雄平、村上に連続適時打を浴びたところで降板。課題は未消化のまま終わった。

 「援護してもらったし、もう少し長いイニングを投げないと。しかも、イニングの途中でマウンドを降りたから、悔いが残る。左対策もまだ課題です」

 チームは残り13試合で自身もあと2試合は登板可能。初の2桁勝利&規定投球回到達のためにも、勝ち続けるしかない。阪神が2桁勝利投手なしでシーズンを終えれば、井川慶、福原忍が9勝で終わった01年以来18年ぶりのことになる。いい形で締めくくることがチームにとっても、青柳にとっても重要だ。

 打線とリリーフ陣の助けを得ての白星。借りを返すためにも、2桁勝利を自らのノルマに誓った。 (鈴木 光)