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プロ野球

広島、マツダで中日に今季初黒星 床田2失点粘投も反省「無駄な四球から点取られた」

 ◇セ・リーグ 広島2―3中日(2019年9月11日 マツダ)

5回2死二塁、大島に適時打を打たれた床田 (撮影・奥 調)

 広島は11日の中日戦に逆転で敗れ、2位・DeNAから1ゲーム差へ後退した。同点の延長10回にカイル・レグナルト投手(30)が決勝被弾し、今季の中日戦は主催10試合目で初黒星。先発した床田寛樹投手(24)は毎回8安打されながら6回2失点にとどめた粘投が報われなかった。

 勝ちパターンの継投を出し切った延長戦で力尽きた。同点の10回。5番手・レグナルトが先頭の京田に2球連続で選択した勝負球のカーブが内角高めに浮いた。右翼ポール際に運ばれる決勝の勝ち越しソロ。「2球で追い込んでカーブを続けたけど、意図しない所に投げてしまった」。緒方監督は「早い回から中継ぎの人が1回、2回と(肩を)作って非常に難しい試合だったと思う」と責めなかった。

 先発の床田の表情も晴れなかった。6回で101球を数えて降板し、中継ぎ陣のフル回転をベンチから見守った。3者凡退は一度もなく毎回8安打を許しながらの粘投。2―0で迎えた5回には先頭の平田に四球を与え、2死二塁から大島に右前適時打、福田にも左前適時打を許して同点に追いつかれた。6回は2死一、二塁から代打・石垣を投ゴロに抑えて同点を守っても、反省ばかりが口をついた。

 「点を取られたのは、粘れなかったということ。無駄な四球から点を取られた。出してはいけないところで、出して点につながったのは反省です」

 計134回へ積み上げて一時的に規定投球回を満たしても、シーズン規定投球回までは残り9イニングが必要。雨天中止などで日程が延びない限り見込まれる先発登板はあと一度の見通しだ。「規定にいきたいと思い始めた。目指したい」と公言した目標達成には今季一度しかない完投が必要になるほどに厳しくなった。

 今季の中日戦は主催10試合目にして初黒星。緒方監督は「投手は粘ってくれて接戦に持ち込んだけど、あと1点という試合だった」と悔やんだ。2位・DeNAが巨人に勝ったため、再び1ゲーム差に離された。残り9試合。12日の第3戦でのカード勝ち越しは必須である。 (河合 洋介)