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吉見今季初勝利で中日が広島東洋を3タテ!今季初の4連勝!

中日―広島 今季初勝利を挙げ、亀沢(右)からウイニングボールを受け取る中日・吉見=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 中日が7対4で広島東洋を下し、今季初の同一カード3タテと4連勝。開幕から勝ち星に恵まれなかった吉見に今季初白星がついた。

 広島東洋の先発は今季1勝1敗、防御率6.75の福井。対する中日の吉見は同0勝4敗、防御率3.96。中日は1回裏、1番・京田が10試合連続安打となる2塁打でつくった好機に、ビシエドがタイムリー2塁打で先制。同点に追いつかれた直後の3回裏には2死から大島が左中間を破る2塁打で出塁すると、ふたたびビシエドが2打席連続となるタイムリーで勝ち越しに成功する。5回裏には京田と亀澤の俊足コンビが足で得点を稼ぎ、7回裏には大島のタイムリー2塁打で加点。1点差に迫られた8回裏にはゲレーロの価値ある9号ソロなどで2点を奪い、勝利を大きく手繰り寄せた。

 吉見は5回、87球を投じて3安打1失点。6回以降は伊藤から岩瀬、三ツ間とつなぎ、最終回を田島が3者凡退に抑えて逃げ切った。7試合目の登板で今季初勝利を挙げた吉見は「いろんな人に迷惑をかけているので、今日は最低限の最低限ですね」と反省の弁を述べるも、試合後の森繁和監督は「これからもっと長いイニングを投げてくれるでしょう」とエースの今後に大きな期待を寄せていた。

 一方、広島東洋は7回表に田中が2号ソロを放ち、8回表には2点を返すなど打線が終盤に追い上げを見せるも、投手陣がそれに応えることができなかった。