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プロ野球

十亀今季初勝利で埼玉西武が6連勝!千葉ロッテは借金20…

ロッテ―西武 3回、西武・浅村に2点打を許したロッテ先発の佐々木。奥は生還した源田(左)と秋山=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武が5対1で千葉ロッテに快勝。十亀が今季初勝利をマークした。

 プロ6年目の十亀と1年目の佐々木のドラフト1位右腕同士の投げ合い。初回はともに無得点も、埼玉西武が2回表に四球の中村を2塁に置いて、5番・メヒアのセンター前タイムリーで1点を先制。3回には秋山の四球、源田のヒットと盗塁で1死2、3塁として浅村のライト前タイムリー。序盤3回までに3点のリードを奪うと、5回にも中村のタイムリー2塁打で1点を追加。9回には炭谷に1号ソロが飛び出してダメ押しの5点目を奪った。

 投げては、今季これまで3試合に先発して0勝2敗、防御率5.51と結果の出ていなかった十亀がようやく期待に応える投球を披露。初回無死1、2塁のピンチを併殺打と三振で切り抜けると、2回から5回までの無安打ピッチング。最終的に8回まで投げて4安打無失点の好投で今季初勝利。チームは連勝を6に伸ばした。

 敗れた千葉ロッテは、先発の佐々木が6回4安打ながら6四球が響いて4点を失って今季4敗目。打線は敗色濃厚の9回裏にパラデスが2号ソロを放ったのみ。球団5年ぶりの8連敗となり、借金はついに20となった。