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プロ野球

2戦連続完封リレー!東京ヤクルトが投手戦を制す!

巨人―ヤクルト 巨人に勝利し、タッチを交わすヤクルトナイン=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 東京ヤクルトが、緊迫した投手戦を制し、1対0で読売巨人に勝利した。

 先発は読売巨人が今季0勝3敗、防御率5.65の宮國、東京ヤクルトが同3勝3敗、防御率5.54の石川。石川は、4月28日の対読売巨人戦(神宮)で7失点を喫していただけに、その雪辱を期すマウンドとなった。

 試合が動いたのは3回。東京ヤクルトは、1死3塁の場面で9番・石川のサードゴロの間に、3塁ランナーの中村がホームインし、先制点を奪った。東京ヤクルト先発の石川は、毎回、ランナーを背負う苦しいピッチングとなったが、要所を締め、5回1/3で7安打を打たれながら無失点と好投。6回、1死2塁の場面からマウンドに上がった近藤が、2者連続三振でピンチを脱するとルーキ、石山、秋吉と繋いでゲームセット。2試合連続の完封リレーで、今カードの勝ち越しを決めた。

 4勝目を挙げた石川は、ヒーローインタビューで「ランナーを出しましたが、粘ることができたので、勝ててよかったです」と振り返った。真中監督は「早めの継投になりましたが、後ろのピッチャーが素晴らしいピッチングで、いいゲームになりました」と、リリーフ陣を称えた。