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侍ジャパン

侍・稲葉監督、“韓国エース”初視察で警戒「コントロールがいい。角度も球威も」

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が3日、韓国プロ野球のハンファ―KIA戦(韓国・大田)を視察した。韓国代表でもエース格を務めると見られるKIA・梁ヒョンジョン投手(31)の投球を直接見届け、警戒心を強めた。

韓国プロ野球のハンファ―KIA戦をスタンドから視察した侍ジャパンの稲葉監督、建山コーチ、井端コーチら

 「コントロールが基本的にいい投手。特に右打者へのインコース、左打者へのアウトコースにしっかり投げきれている。角度もあるし、球威も感じる。素晴らしい投手だという印象です」

 梁は6回を投げ、8安打5失点2自責点、10奪三振。初回はバットを折り打ち取った当たりが落ちる不運な二塁打や味方守備の乱れなどもあり、いきなり4失点した。嫌な流れの立ち上がりだったがしっかりと立ち直り、試合をつくった。この日最速147キロだった直球は切れがあり何度も空振りを奪い、スライダー、チェンジアップとのコンビネーションで2桁奪三振を積み上げた。

 17年には20勝を挙げ、今季もこの試合前までで14勝と6年連続2桁勝利中の左腕。日本代表とはトップチーム戦での登板はなく、稲葉監督にとっても初見となった。「日本には左投手をぶつけてくることが多い。実際に投げるところは見たことがなかったので、楽しみにして来た」。滞在宿舎からは往復6時間という道のりだったが、確かな収穫得た様子だった。

 「韓国は古き良きライバルとして、非常に強いチーム。プレミア12、東京五輪と勝つためには避けて通れない相手。しっかりと見させていただこうと思っています」と稲葉監督。今後も現地で韓国プロ野球の視察を続け、全10チームの試合を目に焼き付けて持ち帰る。