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プロ野球

パナ 片山、ミキハウスの“天敵”栗山攻略の一発「しっかり捉えられた」

 ◇第45回社会人野球日本選手権大会 近畿地区最終予選第1代表決定トーナメント準決勝 パナソニック7―0ミキハウス(7回コールド)(2019年9月2日 わかさスタジアム京都)

<パナソニック・ミキハウス>6回無死、左越えにソロ本塁打を放ち、元阪神の阪口コーチと笑顔でタッチを交わすパナソニック・片山

 対応力の高さを見せつけた。今秋ドラフト候補のパナソニック・片山勢三内野手が第3打席、1―0と1点リードの6回先頭でミキハウス先発右腕の栗山拓巳投手から左越えにソロ本塁打。6月の都市対抗野球予選で6打数1安打と苦しめられた“天敵”を攻略してみせた。

 「栗山さんは都市対抗予選から苦しめられた相手なので、同じ失敗はできないと思った。失投をしっかり捉えられました」

 この日も栗山の前に2打席目までは三ゴロ併殺打、一邪飛と手玉に取られていたが、それ以上やられる前に、自ら動いた。普段立つのは打席のほぼ真ん中だが、変化球が手元で曲がる前に仕留めるために、踏み出した左足が出ないギリギリのところまで最大限投手寄りに立った。狙いはズバリ的中。内角から真ん中に入ってくる高めのスライダーが手元で変化しきらないうちに強振し、打球を左翼スタンドまで運んだ。「あんまり(前に立つのは)やったことがなかったけど、継続してやっていこうと思う」と顔をほころばせた。

 5、6月の都市対抗予選では8番まで打順が下がり、都市対抗本戦でも打率・214と苦しんだが、夏のオープン戦では全試合で安打を放ち、日本生命との最終戦では左越えに本塁打も放った。自慢の長打力を取り戻しつつある大砲は運命のドラフトに向けて「まずはチームの勝ちに貢献して、日本選手権に連れて行くことが目標」と足元を見つめた。