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プロ野球

鳥谷 止まらん!6戦連続打点 打点挙げれば9勝1敗

 ◇セ・リーグ 阪神4―2DeNA(2017年5月14日 横浜)

<D・神>2回無死二塁、鳥谷は左中間に適時二塁打を放つ

 逆転勝ちへの扉を開いたのは阪神・鳥谷だった。2点の先制を許した直後の2回、無死二塁から今永の失投に近い直球を見逃さず、左中間突破の適時二塁打。すぐさま、反撃の1点を還す一撃は猛虎に勇気を与えた。次打者・北條の初球に暴投で三進し北條の左犠飛で同点のホームも踏んだ。

 「打ったのはストレート。何も考えずに打った。高めを、しっかりたたけました」

 珍しく自画自賛した一打で、6日の広島戦から始まった連続打点を自己最長となる6試合に伸ばした。プロ14年目。まだまだ進化を感じさせるのだから、恐れ入る。10日の巨人戦で、自身が打点を挙げた試合の今季連勝は7でストップしたが、12日のDeNA戦から再スタートし2連勝。9勝1敗の数字が物語るように、鳥谷が打点を挙げれば勝利に大きく近づくことだけは間違いない。

 金本監督も「(2回に)すぐに追いついて、振り出しに戻すというね。欲を言えばひっくり返せればよかったんだろうけど、そんなにうまくは(試合が)運ばないし」と、反撃の1点を奪った打棒を称えた。

 通算12打数2安打の打率・167と抑え込まれていた左腕に対し、4回2死から投手強襲の内野安打も放ち、2試合連続のマルチ安打を記録。「最終的には(チームが)勝ったので良かったです」と、次戦を見据えたが、今季安打数を37とし通算2000安打まで、あと91本。確実に数字を減らしている。

 屈辱のシーズンとなった昨年5月の月間打率は・225、10打点と低迷した。だが、今季は5月は10試合で打率・455、13打点と好調。鳥谷の活躍に比例してチームも5月は8勝2敗と快進撃を続けている。

 最後は新主将の福留が決めたが、旧キャプテンの活躍も福留に負けないものだった。(山本 浩之)