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大田&レアード2発に中田弾!球団タイ記録の1試合7本塁打!

日本ハム―ロッテ ロッテ戦の5回、この試合2本目の本塁打となる2ランを放ち、一走田中賢(左)に迎えられる日本ハム・大田=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 歴史的なアーチ攻勢を見せた北海道日本ハムが15対1で千葉ロッテに圧勝した。

 東京ドームにアーチが乱れ飛んだ。先制したのは2回、北海道日本ハムの大田が「詰まり気味でしたけど、甘いボールをしっかりと捕らえられました」と慣れ親しんだ球場で移籍後2本目となる本塁打を左中間スタンドへ放り込むと、続く3回には近藤のソロとレアードの2ランで3点を追加。4回には西川にも2ランが飛び出して6対0と試合の主導権を握った。

 その後も攻撃の手を緩めず、5回には1死2塁からレアードが2打席連続の2ランを放つと、大田も「初めて打ったよ、こんな当たり。気持ちを込めて、しっかり振りました」と興奮気味に振り返るこの日2本目のアーチで10点目。さらに中田が「会心で、打った瞬間やったね。みんなの流れに便乗したよ」と3号2ランを放って、この回一挙9得点。1950年5月31日(当時、東急フライヤーズ)毎日戦以来となる球団タイ記録の1試合7本塁打を放った。大量援護をもらった先発の浦野は7回4安打1失点で今季2勝目を挙げた。

 一方、千葉ロッテは先発の涌井が5回途中まで投げて6被弾で10失点と炎上。打線も繋がらずに5回に細谷の内野ゴロの間に1点を返し、完封負けを避けるのが精一杯。借金14となった。