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【5月11日プロ野球全試合結果】ヤクルト・山田哲人が4安打、ソフトバンク・川崎宗則が日米通算1500安打達成


■DeNA、筒香嘉智の決勝打で逆転勝利、中日は岡田俊哉が誤算

DeNAは5月11日、ナゴヤドームで中日と対戦。主砲・筒香嘉智外野手の決勝打により、4-3と逆転勝利をおさめた。

DeNAは1-3と2点ビハインドで迎えた7回表、無死一塁の場面で倉本寿彦内野手が、代わったばかりの中日2番手・岡田俊哉投手から2点本塁打を放ち同点とする。続いて走者三塁の好機を作ると、筒香が適時打を放って勝ち越しに成功した。

投げては、先発のウィーランド投手が6回3失点と粘投し、リリーフ陣は中日打線を無得点に抑えた。敗れた中日は、先発のバルデス投手は6回1失点と好投を見せたが、7回からマウンドに上がった岡田が1回4安打3失点と振るわなかった。

この試合に勝利したDeNAはカード勝ち越しを決め、5割復帰を果たした。

■ヤクルト、山田哲人が4安打など打線爆発で広島に快勝「こういう試合が観たかった」

ヤクルトは5月11日、神宮球場で広島と対戦。山田哲人内野手が4安打を放つなど打線が爆発。計15安打を放ち12-3で快勝した。

ヤクルトは2-2で迎えた4回裏、2死一、三塁の好機を作ると、藤井亮太内野手が適時打を放って勝ち越しに成功。続く好機に、山田にも適時打が飛び出し4-2とリードを広げた。

6回表にも3点を追加したヤクルトは8回裏、雄平外野手の適時二塁打や大引啓次内野手の適時二塁打などで、さらに5点を加えて12-3と大量リードを奪った。

投げては、先発の石川雅規投手が6回途中2失点の好投を見せ、今季3勝目を挙げた。対する広島は、先発の福井優也投手が6回を投げて7失点と乱調だった。

■楽天、守護神・松井裕樹がヒヤヒヤの14セーブ目「ランナーは1人までにしてくれ」

楽天は5月11日、Koboパーク宮城でロッテと対戦。序盤のリードを守り切り、4-1で勝利した。

楽天は初回、1死二、三塁の好機を作ると、ウィーラー内野手が3点本塁打を放ち幸先よく先制。その後、ロッテの清田育宏外野手に一発を浴びて1点を返されるも、4回裏には昨日の試合で満塁弾を放った指名打者・アマダーがソロ本塁打を放ち、4-1とリードを広げた。

投げては、先発の釜田佳直投手が5回1失点と先発の役割を果たし、今季2勝目。最終回にマウンドに上がった守護神の松井裕樹が味方のエラーから安打と四球により満塁のピンチを招くも、最後はチェンジアップで空振り三振を奪い今季14セーブ目を挙げた。

■ソフトバンク、投打でオリックスを圧倒し4連勝…川崎宗則が日米通算1500安打達成

ソフトバンクは5月11日、ヤフオクドームでオリックスと対戦。投打ががっちりとかみ合い、7-0で快勝した。

ソフトバンクは2回裏、走者満塁の好機を作ると、上林誠知外野手が犠飛を放って1点を先制。6回裏に相手バッテリーのミスで2-0とすると、7回裏には内川聖一内野手の適時二塁打や指名打者・デスパイネの3点本塁打などで一挙に5点を追加した。

投げては、先発のバンデンハーク投手が6回無失点の好投を見せ、勝利に貢献。対するオリックスは打線が2安打と沈黙するなど、投打ともに振るわなかった。

尚、1番・二塁で先発出場した川崎宗則内野手は3安打の猛打賞と打線を牽引。日米通算1500安打を達成した。

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