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大谷、井口以来の2年連続2桁盗塁&15発 チーム1年目からは球団初「一個一個積み重ねていきたい」

 ◇ア・リーグ エンゼルス7-10パイレーツ(2019年8月13日 アナハイム)

<エンゼルス・パイレーツ>2回、左翼線へ適時三塁打を放ったエンゼルス・大谷(AP)

 エンゼルス・大谷翔平投手(25)は13日(日本時間14日)、パイレーツ戦に「3番・DH」で出場。7―10で敗れたが、ともに適時長打での2安打、1盗塁と活躍した。2年連続で15本塁打&2桁盗塁に達し、日本選手がメジャーで2度達成するのは井口資仁(ホワイトソックス)以来2人目。4試合連続安打で不振から抜け出し、打率を・291に上昇させた。

 5―10の9回1死一、三塁。一塁走者の大谷は4番アップトンの3球目にスタートを切った。今季10盗塁目の二盗を決め、アップトンの中前打で3点差に迫る生還を果たした。次打者が併殺打で敗れたが、あと一歩まで追い詰める走塁だった。

 「積極的に塁を狙うのは悪いことではないと思うので。一個一個積み重ねていきたい。勝ちにつながる盗塁だったり、ホームランを打てればと思います」

 2年連続で15本塁打&2桁盗塁に到達。日本選手では井口以来2人目で、エ軍での1年目から連続15本塁打以上&2桁盗塁は球団初だった。今季は3番に固定。加えて手術明けの右肘を守るため、走塁面の制約もある中で昨季の104試合より早い82試合で、同じ10盗塁を積み上げた。

 2点リードの4回2死一塁では3度けん制され、偽投時も含めると4度帰塁。うち3回は禁止されている頭から戻った。最終的にスタートしなかったが「確実にいける時にいく。投手の(クイックの)タイムもあるし、相手投手のケアの仕方も関わってくる」。俊足だけでなく、得点という目標に向かう姿勢は揺るぎない。

 打席でも初回に先制の左翼線二塁打を放ち、続く2回も左翼線への適時三塁打。連続適時長打で今季27度目のマルチ安打とし、6月13日に続くサイクル安打も予感させた。いずれも内寄りの球を逆方向へ運んだが「あれ以上の当たりを求めてこっちは振っているので。そうなっていないということは、もうちょっと改善点はあるのかなと」。結果に満足せず、より上を目指す視線もぶれていなかった。(後藤 茂樹)