BASEBALL GATE

プロ野球

【5月6日プロ野球全試合結果】阪神が9点差返す大逆転で首位浮上、日本ハムが5連勝、DeNA・柴田竜拓が劇的サヨナラ打


■巨人、マギーが4安打3打点など打線爆発で快勝…完璧リリーフの中継ぎに「被安打0か。素晴らしい」

巨人は5月6日、ナゴヤドームで中日と対戦。14安打と打線が爆発し、6-1で勝利した。

巨人は初回、坂本勇人内野手がソロ本塁打を放って幸先よく先制。4回表には走者二、三塁の場面で石川慎吾外野手が適時打を放って2-0。3-1とリードして迎えた9回表には、走者一、二塁の好機でマギー内野手が適時二塁打を放つなど加点し、6-1とリードを広げた。

投げては、先発の田口麗斗投手が7回1失点の好投を見せ、今季3勝目。8回はマシソン投手、9回は山口鉄也投手がともに無安打無失点の完璧なリリーフで勝利に貢献した。対する中日は大野雄大投手が6回途中3失点で今季初勝利とはならず、打線も5安打と振るわなかった。

■DeNAが劇的サヨナラ勝利…梶谷隆幸が起死回生の満塁弾「ハマスタは最高のボルテージ」

DeNAは5月6日、横浜スタジアムでヤクルトと対戦。梶谷隆幸外野手の満塁弾が飛び出すなど5点差をひっくり返し、6-5で勝利。延長11回までもつれ込んだ接戦を制した。

DeNAは0-5と5点ビハインドで迎えた8回裏、走者一、二塁の好機で倉本寿彦内野手が適時打を放って1点を返すと、続く満塁の好機に、梶谷がヤクルト・先発の小川泰弘投手のインコースの直球を一閃。強烈なライナーがライトスタンド中段に突きささり、5-5と一気に試合を振りだしに戻した。

その後は互いのリリーフ陣が踏ん張り、5-5のまま迎えた11回裏、走者二塁の場面で柴田竜拓内野手が適時二塁打を放つと、サヨナラの走者が生還した。投げては、8番手の砂田毅樹投手が今季初勝利。敗れたヤクルトは痛恨の敗戦となった。

劇的な勝利に対して、「負け試合を、見事な逆転勝ち凄い!ハマスタは、最高のボルテージです。勝率5割達成です。万歳」「明日は久保で勝って待望の貯金生活へ」「負け試合をひっくり返した~5月攻勢頑張れ~」「今日はベイ戦士が一丸となって底力を見せつけた試合でしたね」「柴田くん、ナイスバッティング!」「柴田は小柄だけど案外パンチ力あるな!」など、多くのファンから歓喜の声が寄せられていた。

■阪神、9点差返す大逆転勝利で首位に!梅野隆太郎が決勝打「バース並の活躍やで」

阪神は5月6日、甲子園球場で広島と対戦。9点差をひっくり返し、12-9で勝利。セ・リーグ首位に浮上した。

阪神は先発・福永春吾投手の4回6失点の乱調もあり、5回までに0-9と9点のビハインド。それでも5回裏、走者三塁の場面で梅野隆太郎捕手が適時打を放って1点を返すと、続く6回裏に打線が爆発。

糸井嘉男外野手の内野ゴロの間に1点を返すと、2死一、三塁の場面で鳥谷敬内野手が適時内野安打を放って3-9。その後、原口文仁の押し出し四球や高山俊外野手の適時三塁打などで1点差まで詰め寄ると、7回裏には糸原健斗内野手が適時打を放ち9-9と同点。さらに、走者一、二塁の場面で梅野が適時三塁打を放ち、11-9と勝ち越しに成功した。

投げては、3番手の髙橋聡文投手が今季初勝利。敗れた広島は、先発の岡田明丈が7失点と誤算だった。

■楽天、20安打10得点で西武に大勝…今季4勝目の美馬学に「安心して見ていられる」

楽天は5月6日、メットライフドームで西武と対戦。20安打の猛攻を見せ、先発の美馬学も好投し今季4勝目。10-2で大勝した。

楽天は初回、1死二塁の好機を作ると、島内宏明外野手が適時打を放って幸先良く先制。続く満塁の場面では、聖澤諒外野手が適時打を放って3-0とすると、岡島豪郎外野手にも適時打が飛び出し、5-0とリードを広げた。

その後も効果的に加点した楽天。8-1とリードして迎えた8回表には、この日打撃好調の島内が2点本塁打を放ち10-1と試合を決めた。

投げては、美馬が大量援護に守られながら8回2失点の好投を見せ、勝利に貢献。対する西武は、先発の野上亮磨投手が3回5失点と乱調なうえ、リリーフ陣も崩壊した。

■日本ハムが5連勝…中田翔が決勝打、有原航平が今季初勝利「今年も大逆転のシーズンを」

日本ハムは5月6日、京セラドーム大阪でオリックスと対戦。これまで勝利のなかった有原航平投手が好投を見せ、今季初勝利。5-2でオリックスを下し、チームは5連勝を飾った。

日本ハムは0-1と1点ビハインドで迎えた3回表、走者一、二塁の場面で指名打者・矢野謙次が適時打を放ち2-1と逆転。その裏、オリックスに同点とされるも、5回表には走者一、二塁の場面で中田翔内野手が適時打を放ち勝ち越しに成功した。

投げては、先発の有原が7回2失点の好投を見せ、勝利に貢献。敗れたオリックスは、指名打者・中島宏之の適時打で初回に先制するなど序盤は互角の戦いを見せるも、中盤以降は打線が好機を生かせなかった。

■ロッテが今季ソフトバンクに初勝利、5連敗でストップ「久々に気持ちよかった!」

ロッテは5月6日、ZOZOマリンスタジアムでソフトバンクと対戦。先発の二木康太投手が好投を見せるなど投打がかみ合い、4-1で今季ソフトバンクに初勝利。連敗を5でストップした。

ロッテは2回裏、1死二、三塁の好機を作ると、田村龍弘捕手が適時打を放って2点を先制。4回裏には1死一、三塁の場面で荻野貴司外野手がセーフティ気味のスクイズを決め、3-0とリードを広げる。その後、ソフトバンクに1点を返されるも、5回裏にはキャプテンで4番の鈴木大地内野手が、ソフトバンク・先発の攝津正投手のカーブをとらえ、今季第4号のソロ本塁打をたたきこんだ。

投げては、二木が味方の好守備にも助けられながら、5回1失点と要所を抑える投球を見せ、今季2勝目。最終回は今季いまだ無失点を続ける内竜也投手が2三振を奪うなど安定した投球で締めた。

関連リンク