- 大学野球
2017.05.06 19:00
立大打線大爆発!23安打18得点 田中誠今季2勝目!【東京六大学野球】
★田中誠が5回1失点で今季2勝目
☆立教大vs東京大1回戦
立教大 002 607 003=18
東京大 000 102 001=4
【立】〇田中誠、中崎、比屋根、宮崎—藤野、髙田
【東】●濵﨑、柴田、川口、小林、山下大—森田、三鍋
本塁打:東京大・田口《6回2ラン》、楠田《9回ソロ》
今季7試合を戦って3勝2敗2分けでの勝ち点1の立大と6戦全敗の東大の対戦。立大は田中誠也(2年・大阪桐蔭)、東大は濵﨑貴介(2年・鶴丸)が先発した。
初回はともにヒットを放ちながらも無得点。静かな立ち上がりも束の間、3回表に立大打線が東大の2番手・柴田叡宙(4年・洛星)を攻め、3番・松﨑健造(3年・横浜)、4番・笠松悠哉(4年・大阪桐蔭)の連続タイムリーで2点を先制。続く4回表には相手のバッテリーミスと9番・田中誠のタイムリーで2点を追加すると、さらに満塁から笠松が2打席連続でレフトフェンス直撃のタイムリーを放って3人が生還。5番・飯迫恵士(3年・神戸国際大附)もタイムリーで続き、立大が8対0と大きくリードした。
その後も立大は攻撃の手を緩めることなく、6回にも飯迫の2打席連続タイムリーなど6安打を集めて一挙7点を奪うと、9回にも3点を追加。投げては、先発の田中誠が持ち味のテンポの良いピッチングをこの日も貫き、4回に犠牲フライで失った1点のみで5回を2安打1失点で降板。終盤は多くの選手を使いながら余裕を持った試合運びを見せた。
一方、今季初勝利を狙った東京大は投手陣が崩壊。打線は6回に田口耕蔵(4年・西大和学園)が今季1号本塁打、9回には楠田創(4年・桐朋)がリーグ戦初本塁打を放ったが、大量失点の前に為す術がなかった。
◎立教大・溝口智成監督
「これまで形を作りながらも1本でなかった中で、今日はきちんと形を作ってタイムリーまでしっかりと出た。元々、そんなに長打力のあるチームではないのでコンパクトにという中で、最後の1本が出続けた。(4番の笠松は)前半のチャンスで2つ打ってくれましたからチームに勢いが付きましたね。明日はこんな形にはならないと思いますから、1場面1場面、丁寧に行かないといけない。慶應戦は結構ショックの大きい負け方だった。1週空いてからの1戦目でこういう試合ができたのは良かった」