BASEBALL GATE

プロ野球

小林が決勝スクイズ!“竜キラー”マイコラスが4勝目!

中日―巨人 8回巨人1死一、三塁、小林が捕前に勝ち越しのスクイズを決める=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 終盤の好機をモノにした読売巨人が3対2で中日に勝利。マイコラスが“竜キラー”ぶりを存分に見せつけた。

 先発は今季1勝0敗、防御率1.74のバルデスと、同3勝1敗、防御率2.18のマイコラス。前半は中日ペース。初回に相手の失策絡みで先制すると、4回裏にはビシエドの3号ソロで加点した。しかし直後の5回表、読売巨人は2死から四球と安打で1、2塁とした場面で、セ・リーグの首位打者に立つ坂本が遊撃強襲のタイムリーで1点を返す。さらに8回表、1死からマギーの2塁打をきっかけに1、2塁とすると、代打・亀井がしぶとくライト前にタイムリーを放って同点。そして、なおも続く1、3塁の好機で小林のセーフティスクイズが相手のフィルダースチョイスを誘い勝ち越しに成功。これが決勝点となった。

 マイコラスは7回を6安打2失点、自責点1の無四球投球で4勝目を挙げ、「ストレートを中心に両コーナーを突いてゴロを打たせた。素晴らしい守備陣に助けられました」とバックを讃えながら自身の投球に納得の表情。これで今季の対中日戦は登板3試合すべてで7イニングを投げて自責点2のみという好相性。8回をマシソンがつなぎ、9回を締めくくったカミネロに9セーブ目がついた。