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プロ野球

6日開幕!令和の甲子園 岡山学芸館、渋野あやかりシンデレラ球児になる

 令和最初の甲子園大会となる第101回全国高校野球選手権は、6日に甲子園球場で開幕する。5日目第3試合で広島商(広島)と対戦する岡山学芸館(岡山)は、ゴルフの全英女子オープンで優勝した岡山出身の渋野日向子(20)にあやかり、甲子園初勝利を目指す。

ブルペンで投球練習を行う岡山学芸館・中川 

 岡山学芸館ナインは5日の開会式リハーサル終了後、兵庫県神戸市内で練習。佐藤貴博監督(36)は遠く離れた異国の地で偉業を成し遂げた、岡山県出身の渋野にあやかり、聖地での大暴れを誓った。

 「大会期間中に岡山からそういう人が出てくるというのは、縁を感じます。ウチは甲子園で勝ったことがないし、岡山に風が吹いてますよね」

 指揮官は直接の関わりはないものの、11年まで渋野の母校である作陽高で野球部長を務め、妻は同校の現職教員。背番号16の丸田伊織は渋野と同じ上道中出身で、自身の兄は中学時代に渋野の1学年下で軟式野球部に所属し、ともに白球を追いかけていたという。4日の夕食後のミーティングでは、井原正人部長(49)から「同じ岡山で世界を制覇しようとしている人がいるから頑張ろう」と渋野の活躍を紹介された。渋野の練習場と岡山学芸館の練習グラウンドはともに岡山県瀬戸内市内にあるなど、遠からず縁はある。

 偶然か必然か、岡山大会開幕の1週間前には全体ミーティングで「笑顔でプレー」をテーマに掲げた。この日はブルペンで50球を投げるなど入念に調整したエース右腕の中川響はこの日早朝、宿舎のテレビで快挙を知り「笑顔でやっていれば勝ちに近づくのかなと思いました」と“しぶこスマイル”に大きなパワーをもらった。

 「岡山大会に続き、笑顔を貫き通したい」と中川。初勝利から日本一へ、高校野球界の「スマイリング・シンデレラボーイズ」を目指し、岡山学芸館ナインが聖地のグリーンの芝生で躍動する。(北野 将市)