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2017.04.29 22:57
【4月29日プロ野球全試合結果】日本ハム・田中賢介が劇的サヨナラ打、ソフトバンク・川崎宗則は1番先発で1打点
■広島、鈴木誠也が2発など一発攻勢で快勝…岡田明丈が今季3勝目
広島は4月29日、横浜スタジアムでDeNAと対戦。鈴木誠也外野手が2発を放つなど、一発攻勢により6-1で勝利した。
広島は初回、菊池涼介内野手が2点本塁打を放ち幸先よく先制。4回表には、鈴木がソロ本塁打を放って3-0とすると、7回表には新井貴浩内野手がソロ本塁打、8回表には鈴木がこの日2本目となるアーチを描き、6-0とリードを広げた。
投げては、先発の岡田明丈投手が8回1失点の好投を見せ、今季3勝目。対するDeNAは、先発の今永昇太投手が7回途中4失点、打線は8回の1点のみと振るわなかった。
■中日、藤井淳志が土壇場で決勝打…阪神は守護神・ドリスが3失点
中日は4月29日、甲子園球場で阪神と対戦。最終回に藤井淳志外野手が決勝打を放ち、6-3で勝利した。
中日は3-2と1点リードして迎えた3回裏、北條史也内野手に適時打を浴びて同点とされるも、土壇場の9回表、走者満塁の好機を作ると、藤井が適時打を放って勝ち越しに成功。続く満塁の場面で堂上直倫内野手にも適時打が飛び出すなど打線がつながり、6-3とリードを広げた。
投げては、2番手で登板した三ツ間卓也投手が1回を無失点に抑える好救援を見せ、今季2勝目。対する阪神は、初回に糸井嘉男外野手が2点本塁打を放つなど、一時は打線が乗っていく気配を見せたが以降は振るわず。また、守護神のドリスが3失点を喫するなど誤算だった。
■ヤクルト、雄平の決勝弾で接戦を制す…巨人は好投の田口麗斗を援護できず
ヤクルトは4月29日、神宮球場で巨人と対戦。1点を争う接戦は雄平外野手の決勝弾により、2-1で勝利した。
ヤクルトは0-0で迎えた7回裏、1死一塁の場面で雄平が2点本塁打を放ち試合の均衡を破る。その後、巨人の阿部慎之助内野手に適時打を浴びて1点を返されるも、8回途中1失点と好投した先発の小川泰弘投手ほかリリーフ陣が踏ん張り、1点差を守りぬいた。
小川は今季3勝目。巨人は、先発の田口麗斗投手が6回無失点の好投を見せたが、打線が振るわず援護できなかった。
■日本ハム、田中賢介のサヨナラ打で劇的勝利…楽天は守護神・松井裕樹が今季初黒星
日本ハムは4月29日、札幌ドームで楽天と対戦。田中賢介内野手がサヨナラ打を放ち、3-2で劇的な勝利を飾った。
日本ハムは2-0と2点リードして迎えた7回表、1死二塁のピンチを招くと、楽天の藤田一也内野手に適時打を浴びて1点を返され、続く走者一、二塁の場面では茂木栄五郎内野手に適時打を浴び同点とされた。
それでも9回裏、2死一、三塁とサヨナラの好機を作ると、田中が楽天の守護神・松井裕樹投手から値千金の適時打を放ち試合を決めた。投げては、先発の有原航平投手が7回途中2失点の好投を見せ、4番手で登板した増井浩俊投手が今季2勝目を挙げた。
■ロッテ・二木康太、8回途中3失点の好投で快勝…福浦和也が勢いつける先制打
ロッテは4月29日、メットライフドームで西武と対戦。先発の二木康太投手が8回途中3失点の好投を見せ、6-3で勝利した。
ロッテは初回、2死満塁の好機を作ると、指名打者・福浦和也が走者一掃の適時二塁打を放ち、幸先よく3点を先制。3回表には鈴木大地内野手の今季第3号のソロ本塁打で4-0とする。
粘る西武は8回裏、浅村栄斗内野手の適時打などで3点を返し1点差まで詰め寄るも、9回表に三木亮内野手が値千金の2点本塁打を放ち6-3とつきはなした。投げては二木が今季初勝利。敗れた西武は、野上亮磨投手が初回に3失点を喫するなどリズムを作れなかった。
■オリックス、2番手のコークが4回無失点の好救援…川崎宗則は1番で先発も無安打
オリックスは4月29日、京セラドーム大阪でソフトバンクと対戦。2番手のコーク投手が好救援を見せるなど投打がかみ合い、6-4で勝利した。
オリックスは初回、小谷野栄一内野手の内野ゴロの間に1点を先制。その後、ソフトバンクに同点とされるも、2回裏には大城滉二内野手の適時打などで3-1と勝ち越しに成功した。3回裏には、1死満塁の好機を作ると、モレル内野手が走者一掃となる適時二塁打を放って6-1とリードを広げた。
投げては、先発の岸田護投手の後を受けた2番手コークが4回無失点の好投を見せ、勝利に貢献。敗れたソフトバンクは9回表に指名打者・デスパイネの2点適時打などで3点を返すも、あと一歩及ばなかった。
尚、この試合で川崎宗則が1番・二塁で先発出場。2回表、好機で内野ゴロを放ち1打点を挙げたが、4打数無安打に終わった。