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11奪三振で早大・早川 隆久がリーグ初先発初勝利! ハイライト動画【4/29 東京六大学野球 第四週 1回戦 早稲田大学vs東京大学】

☆早稲田大vs東京大1回戦
早稲田大   103 030 000=7
東京大    000 011 020=4
【早】〇早川、北濱—岸本
【東】●宮台、小林、濱﨑、川口—森田
本塁打:早稲田大・加藤3ラン<3回表>
三塁打:早稲田大:織原
二塁打:早稲田大・宇都口、加藤、東京大・楠田、山田

 ここまで2カードずつを終え、2勝2敗・勝ち点1で4位の早大と、4連敗で6位の東大との1回戦。東大の先発はドラフト注目の最速150㌔・宮台(4年・湘南)。一方、早大の先発は昨年の甲子園、侍ジャパンU-18代表での活躍も記憶に新しい早川(1年・木更津総合)。左腕同士による興味深い対決となった。
 
 序盤から制球に苦しむ宮台を攻め、主導権を早々に握ったのは早大。1回表に3番・岸本(3年・関大北陽)の適時打で先制すると、3回表には4番・加藤(2年・早稲田実)が豪快な3ラン。さらに5回表にも加藤、7番・織原(4年・早稲田実)が適時打を放って、東大・宮台をマウンドから引きずりおろした。

 結局、宮台は4回3分の2で82球を投げ被安打7で7失点(自責点6)。三振は5個取ったものの、四死球も5と先発3試合連続で課題を残すマウンドとなっている。
 
 これに対し、早大・早川は4回までテンポよく0を並べる六大学初先発らしからぬ落ち着いた投球。5回裏には6番・竹中(3年・修道)の適時打、6回裏にも併殺の間に1点ずつを失い、球数が100球を超えた8回裏には二死から3番・山田(4年・桐朋)、4番・田口(4年・西大寺学園)の連続適時打によってマウンドを北濱 竣介(4年・金沢桜丘)に譲ったが、7回3分の2・114球を投げて11奪三振で自責点3。リーグ戦初勝利を初先発で飾った。

 これで早大は東大に先勝。東大は宮台の後を継いだ3投手が無失点で踏ん張り、打線も8安打と活発だったものの、序盤の失点があまりにも大きかった。