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法大が明大に競り勝ち先勝!長谷川リーグ戦初勝利
ハイライト動画【4/29 東京六大学野球 第四週 1回戦 法政大学vs明治大学】

☆法政大vs明治大1回戦
法政大   010 000 010=1
明治大   000 000 000=2
【法】長谷川、熊谷—鎌倉
【明】齊藤、三輪、石毛—氷見、清水風
二塁打:法政大・福田、明治大・添田

ここまで2カードずつを終え、4連勝で首位を走る明大と、逆に1分4敗で5位に甘んじている法大との1回戦。この試合では、今季初先発となった法大のアンダーハンド・長谷川(4年・聖望学園)のピッチングが冴えた。
 
 2回表に二死一・二塁から8番・船曳(2年・天理)が放った適時打で1点の援護をもらった長谷川は、120㌔台後半で浮き上がるストレートを内外角・高低自在に投げ分けつつ、球速帯の同じシンカーも織り交ぜる心憎い投球を展開。7回表に二死二塁から代打・添田(2年・作新学院)の中越二塁打で同点に追いつかれたものの、強打を誇る明大打線を7回89球でわずか4安打に封じ、6奪三振を奪う素晴らしい内容だった。

 一方、明大の侍ジャパン大学代表候補・絶対的エースの左腕・齊藤(4年・桐蔭学園)も3安打を浴びた2回を除いては安定した投球で0を並べてきたが、8回表に法大・青木久則監督が先発・長谷川を降ろしてまで送り込んだ代打・福田(2年・大阪桐蔭)に喫した二塁打をきっかけに背負った一死三塁のピンチで痛恨の暴投。これで再び勝ち越した法大は、残り2回をエース・熊谷(4年・平塚学園)が締めて、明大に初黒星を付ける今季初勝利。法大・長谷川は4年春にして嬉しいリーグ戦初勝利をあげた。