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プロ野球

メッセンジャーが7回無失点の好投で開幕4勝目!

阪神―中日  中日に勝利し、ポーズをとる阪神のメッセンジャー(左)とキャンベル=甲子園【写真提供:共同通信社】


 開幕投手同士の投げ合いとなった試合は、阪神が6対0で中日に勝利した。
 阪神は3勝0敗、防御率2.49のメッセンジャー、中日は0勝1敗、防御率5.11と未だ勝ち星の無い大野が先発。両チーム無得点で迎えた4回、阪神は上本の2塁打と糸井の死球で走者をためると、前日に続きスタメン出場となったキャンベルがライト線へタイムリー2塁打。「追い込まれたカウントだったので、手元までボールを呼び込んで逆方向への意識も頭に置きながら打ちにいったんだ。それがいい結果につながったね」という助っ人の一打で先制すると、さらに1死2、3塁から北條の犠牲フライで1点を追加した。その後、5回には1死から中谷がレフトスタンドへソロアーチを放ってリードを3点に広げると、7回には上本の適時打と糸井の2点タイムリー2塁打でダメ押し、試合を決めた。

 投げては、メッセンジャーが7回無失点と試合を作り、早くも今季4勝目。中6日の登板で球数も116球と余力を残してリリーフ陣にマウンドを託した。8回からは藤川の右手に打球が直撃するアクシデントはあったものの3人の継投で無失点リレーを完成させた。

 中日は前半だけで盗塁を2度失敗し、奪われた併殺が2つ。走者を出しながらもホームが踏めずにいると中盤に大野が3失点。7回にも痛打を浴びリードを広げられると、打線は8安打を放ちながら得点ならず。エースを援護出来なかった。