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プロ野球

金子千尋が志願の完投!ハーラートップとなる無傷の4勝目をマーク!

オリックス―西武  完投で開幕4連勝を飾ったオリックス・金子=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


 オリックスが4対3で埼玉西武に競り勝ち、今カード今季負けなしの4連勝とした。
 序盤はバファローズ・金子千尋、ライオンズ・髙橋光、両先発の好投もあって、投手戦の様相を見せていたが、好調オリックス打線が5回に髙橋光を攻略。モレル、駿太の四球などで1死1、2塁のチャンスを掴むと、1番・宮﨑が3塁線を破る2塁打を放って2人の走者を本塁に迎え入れると、続く西野、安達も連続タイムリーを放って一挙4点のビッグイニングとした。

 援護をもらった金子は6回に源田のタイムリー2塁打などで3点を失うも、浅村、中村、メヒアのクリーンアップには仕事をさせずに、計119球での9回4安打3失点での完投勝利。今季無傷の4勝目をマークしたエースに福良監督も「今日は金子千尋のピッチングじゃないですか。8回終えて、交代も考えたけれど、本人が『行く!!』というものですから。中5日での登板が続く中で、本当にエースらしい投球をしてくれました」と称えた。

 敗れた埼玉西武からすると、5回に高橋光が四球から崩れてしまったのが痛かった。オリックスとしては、今カードの前に連勝が5で止まった後の連勝、しかも連日の1点差勝利で、勝負強さが際立つ内容に福良淳一監督の表情も明るい。今季ここまでのバファローズの強さは、どうやらフロックではなさそうだ。