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プロ野球

T-岡田が3安打3打点!オリックスがまたも接戦を制す!

オリックス―西武  西武に勝利し、喜ぶオリックスのT―岡田(手前右)ら=ほっともっと神戸【写真提供:共同通信社】


 オリックスが5対4で埼玉西武に競り勝った。
 同率2位で並んだ両チームの対戦は、序盤からオリックスペースで進んでいった。初回、埼玉西武の先発・多和田の立ち上がりを攻め、T-岡田、モレルのタイムリーで3点を先制すると、3回にもT-岡田がタイムリー2塁打を放ってリードを4点に広げた。

 味方の援護をもらって楽に投げられるはずのオリックス先発・ディクソンだっ たが、ボールとストライクがはっきりする不安定な投球で、5回に秋山、源田、メヒアと立て続けにタイムリーを浴びて同点に追い付かれた。しかし、直後の5回裏、またもT-岡田が、今度は右中間スタンド中段まで運ぶ豪快な第7号ソロ本塁打。打撃絶好調のプロ12年目のバットで勝ち越しに成功すると、6回からは海田、吉田一、黒木、平野の鉄壁リレーで虎の子の1点を守って逃げ切った。

 接戦で負けないのが、今季のオリックス。ディクソンは来日通算100試合目を勝利で飾って、ハーラートップの4勝目。クローザーの平野は自身の500試合登板をセーブで飾った。これで今季12勝のうち2点差以内の試合が7試合になり、福良監督は「こういう接戦を取れたのは大きい」と勝負強い選手たちを称えた。

 敗れた埼玉西武は、先発の多和田が5回5失点と誤算。打線も5回以外は無得点に抑え込まれてチームの連勝は4でストップした。