ＤｅＮＡ―中日 　今季初勝利を挙げ、ファンの声援に応える中日のバルデス＝横浜【写真提供:共同通信社】

　中日が1対0で横浜DeNAに完封勝ち。バルデスがチームの先発陣として今季初勝利を飾った。
　横浜DeNAが来日1年目の左腕・クライン、中日が3年目の右腕・バルデスという助っ人投手同士の投げ合いで始まった一戦。中日は初回、1番の京田が7球粘った末に四球を選んで出塁すると、2番・荒木もヒットで続いて1、2塁。3番・大島のファーストゴロで1死2、3塁となると、4番・平田がライトへ自身5試合連続打点となる犠牲フライを放って1点を先制した。

　結局、中日が奪った得点はこの1点のみだったが、先発のバルデスが序盤3回をパーフェクトに抑えると、その後も横浜DeNA打線を寄せ付けずに8回を4安打無失点で122球の力投。最終回を田島が締め、バルデスが今季初勝利。チームとしても開幕から19試合連続で先発投手に白星が付かない状況が続いていたが、ようやく20試合目にして白星が付いた。

　敗れた横浜DeNAは、先発のクラインが6回を5安打1失点に抑え、その後のリリーフ陣も無失点で繋いだが、打線が散発の4安打と沈黙してクラインが初黒星。チームの連勝は3でストップした。