ロッテ―オリックス 　８回無失点で今季初勝利を挙げたロッテ・唐川＝ＺＯＺＯマリン【写真提供:共同通信社】

　千葉ロッテが2対0でオリックスに完封勝ち。チームの連敗を5で止めた。

　今季3試合に先発して0勝3敗、防御率7.63のプロ10年目・唐川と、同1試合に先発して0勝1敗、防御率4.50のルーキー・山岡の先発で始まった一戦。本拠地で5連敗中とこれ以上黒星を重ねたくない千葉ロッテは、3回にダフィーの2塁打と吉田のヒットで無死1、3塁とすると、大嶺翔がショートゴロ併殺打もその間にダフィーが生還して1点を先制。この1点を唐川が本来の伸びのあるストレートに切れ味抜群の変化球を交えて7回までゼロ行進。打線が7回裏に細谷の3塁打から代打・香月の内野ゴロの間にしぶとく2点目を奪取。唐川は8回も無失点に抑え、8回を4安打2四球4奪三振の内容で無失点に抑えて今季初勝利。最終回を締めた益田が5セーブ目を挙げた。に粘り強いピッチングを続けて、３回までオリックス打線を１安打無失点に抑えた。

　対するオリックスも、先発の山岡が5回5安打2四球5奪三振と唐川に引けを取らない内容での好投を見せたが、内野ゴロでの2失点で今季2敗目。打線が4回、8回とノーアウト出した走者を活かすことができずに散発の5安打。連勝は5でストップした。