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小川好投&バレンティン決勝打!7回降雨コールドで広島東洋は4連敗…

ヤクルト―広島  7回途中に降雨コールドゲームとなり、完封で2勝目を挙げたヤクルト・小川=神宮【写真提供:共同通信社】


 東京ヤクルトが1対0で広島東洋に7回降雨コールド勝ちを収めた。
 雨中の神宮。東京ヤクルト先発は今季1勝2敗の小川、対する広島東洋は今季2勝0敗で、前回登板で1失点完投勝利を収めた岡田が先発。両投手とも無難に立ち上がりを見せ、3回まで小川は2四球のみの被安打0。岡田も1回、2回と1本ずつヒットを許したが後続を抑えて失点で序盤を終えた。

 試合が動いたのは6回裏。前のイニングで無死3塁の絶好機を逃していた東京ヤクルトだったが、この回も荒木のヒット、山田の四球で無死1、2塁のチャンスを作ると、バレンティンがフルカウントからの外角変化球に食らい付き、レフト線へのタイムリー2塁打で1点を先制。この2試合無安打が続いた主砲の一打で試合の均衡を破った。

 東京ヤクルトが奪った点はこの1点のみだったが、先発の小川は4回以降もストライク先行のピッチングで隙を与えずに7回まで2安打無失点の好投。7回裏の東京ヤクルトの攻撃中に雨脚が強くなって試合が中断。続行不可能と判断されて降雨コールドゲームとなった。

 広島東洋は、岡田が6回6安打1失点の好投も、打線が丸と安倍1本ずつ放った計2安打のみと沈黙。岡田に今季初黒星が付くとともにチームは今季初の4連敗となった。