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プロ野球

東北楽天が今季最多の15安打&5本塁打の猛攻で福岡ソフトバンクを粉砕!

ソフトバンク―楽天  ソフトバンクに勝利し、タッチを交わす美馬(右端)ら楽天ナイン=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 東北楽天が11対2で福岡ソフトバンクに大勝した。
 昨年7月10日以来の1軍登板となった福岡ソフトバンクの先発・大隣が初回から東北楽天打線につかまった。先頭の茂木に左中間を破る2塁打を打たれると、続くペゲーロは妙な回転がかかった打球で内野安打。ウィーラーの四球で満塁となり、アマダー併殺の間にまず1点。続く銀次、今江に連続タイムリーを許して立ち上がりから3点を奪われた。さらに3回にはアマダー、4回には嶋とペゲーロにソロ本塁打を浴びて6失点。結局3回2/3で2番手の加治屋にマウンドを譲った。

 一方の福岡ソフトバンク打線は、東北楽天の先発・美馬の前に沈黙。4回裏に1死満塁のチャンスを作るもデスパイネの併殺打。6回裏1死三塁のチャンスも、今宮が三振、柳田が捕邪飛に倒れて無得点。7回の内川5号ソロ、9回の上林のタイムリー二塁打で2点を奪ったものの、9点差の大敗を喫して連勝は4でストップした。

 そして、前日4時間50分におよぶ激闘の末にサヨナラ負けした東北楽天は、その憂さ晴らしとばかりに今季最多の15安打、5本塁打の猛攻で大勝。松井稼が6回にプロ通算200号本塁打を放つなど、まさにお祭り騒ぎ。美馬は9回7安打2失点の完投で今季負けなしの3勝目。チームは連敗を2で止め、2位オリックスとのゲーム差1を保った。