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明大・河野が値千金の決勝ホームラン!ハイライト動画【4/22 東京六大学野球 第三週 1回戦 早大VS明大】

★齊藤好リリーフ&河野3打点
☆早稲田大vs明治大1回戦
早稲田大 400 010 000=5
明治大  020 030 10×=6
【早】小島、清水、●大竹—岸本、小藤
【明】水野、〇齊藤—氷見、清水風
本塁打:明治大・河野《7回ソロ》

 早くも迎えた優勝候補同士の大一番。3季連続優勝を狙う明大は、右腕・水野匡貴(4年・静岡)、3季ぶりのリーグ制覇を目指す早大は、左腕・小島和哉(3年・浦和学院)が先発。ともに開幕週で2連勝スタートを切った後に1週を明けての神宮決戦に臨んだ。
 試合はいきなり動く。1回表、早大が明大・水野の立ち上がりを攻め、2死1、3塁から5番・岸本朋也(3年・関大北陽)、6番・長谷川寛(4年・仙台育英)が連続タイムリーを放つと、相手の守備の乱れで1点を追加した後に7番・織原葵(4年・早稲田実)にもタイムリーが生まれ、初回から6安打を集めて4点を先制した。
 開始早々のプランの崩れた明大だったが、すぐさま反撃開始。2回裏、今一つピリッとしない早大・小島から2死満塁として、押し出し四球と1番・渡辺佳明(3年・横浜)のタイムリーで2点。5回表に1点を加えられて3点差とされたが、直後の5回裏に2死2、3塁から7番・河野祐斗(4年・鳴門)がセンターの頭上を越すタイムリー3塁打を放って1点さとすると、続く代打・宮崎新(4年・履正社)の打球が一塁ベースに当たって方向が変わるラッキーな内野安打で同点に追い付いた。
 そして迎えた7回裏、1死走者なしから河野が再び打席に入ると、今度は「ストレート1本に絞っていた。打った瞬間でした」と、早大3番手・大竹耕太郎(4年・済々黌)からレフトスタンドへ飛び込む勝ち越しのソロ本塁打。投げては、1回2死からリリーフ登板した齊藤大将(4年・桐蔭学園)が尻上がりに調子を上げ、8回1/3を5安打1失点で7奪三振の好投。6回以降はパーフェクト投球で締め、見事な逆転勝ちへと繋げた。