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プロ野球

ヤクルト西田「最高です!」畠山代役でV撃 最下位脱出

 ◇セ・リーグ ヤクルト3―1広島(2017年4月21日 神宮)

<ヤ・広>先発で2勝目を挙げた石川(右)と先制適時打の西田はバンザイ

 エースの石川とともに今季初のお立ち台に上がったヤクルト・西田は、巨人の阿部ばりに「最高です!」と絶叫した。呪縛を解き放ち、最下位脱出劇の主役に躍り出た。

 「負けが込んでいて、投手陣が頑張ってくれていた。何とか先制点を取りたかった」

 2回だ。2球で追い込まれたが「追い込まれていたし、反対方向を意識した」と余裕があった。ファウルで粘る。そして7球目。真ん中付近に甘く来たフォークを中前に運び、先制点を挙げた。3連敗中のチームにとっては23イニングぶりの得点。前回7日の同カード(マツダ)で9回1死まで無安打に封じられた広島・加藤を序盤で叩いた。

 左膝裏痛で出場選手登録を抹消された畠山に代わり、西田は19日の巨人戦(鹿児島)から2試合連続で「6番・一塁」で起用された。本業は捕手だが、打撃も売りだ。一塁用ミットは球団スタッフが使用していた畠山のものを拝借。畠山は岩手出身とあって「がんばろう東北」と刺しゅうが入っている。長期離脱の可能性もある先輩の思いを背負いつつ「チャンスだと思う。(捕手でなくても)試合に出られる方がいい。レギュラーを獲るくらいの気持ちで頑張りたい」と目を光らせる。

 真中監督は「大きな仕事をした。普段出ていない選手が活躍すると、ムードが良くなる」と称えた。浮上の足掛かりにしたい1勝だった。 (川手 達矢)