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【茨城】竜ケ崎一“中村キャノン”さく裂!3度盗塁刺にエース幸山感謝

 ◇第101回全国高校野球選手権 茨城大会2回戦 竜ケ崎一2―0土浦一(2019年7月12日 J:comスタジアム土浦)

<竜ヶ崎一・土浦一>チームを勝利に導いた竜ヶ崎一・中村(撮影・滝本 雄大)

 「甲斐キャノン」ならぬ、「中村キャノン」がさく裂した。竜ケ崎一の2年生捕手・中村が「こんなにアウトにしたのは初めて」と計3度も盗塁を阻止。初回に味方の失策で許した走者を矢のような送球で二塁タッチアウトにすると「今日は初回のイニング間の二塁送球で、刺せると感じた」と笑顔。2、5回にも強肩を発動した。

 お手本にしているのが、ソフトバンクの甲斐だ。「動画で参考にしています」と本家を研究し、二塁への送球タイムは最速2秒ジャストを誇る。「特別な練習はしてない」と語るように、キャッチボールから素早い握り替えを意識し、基本を大事にしている。

 津脇義明監督も「チームを救った」と称えた。3年生エースの幸山も「本当に助かりました」と後輩に感謝。6安打完封に導いた中村は「(相手が)カーブを引っかけているイメージがあった」と洞察力も光った。打撃は無安打だったが「次は打ちます。一戦必勝で頑張ります」と宣言。見据えた先には1991年以来、28年ぶりの夏の甲子園が待っている。(滝本 雄大)