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プロ野球

左手首負傷から復活 阪神・梅野スマイル戻った、代打でド根性ヒット

 ◇マイナビオールスターゲーム2019第1戦 全セ3-6全パ(2019年7月12日 東京D)

山川(左)と笑顔で話す梅野(撮影・島崎忠彦)

 夢舞台で「梅ちゃんスマイル」が戻ってきた。ファン投票で選出された阪神・梅野が7回1死から代打出場。山本の初球152キロ速球をファウルした後、外角カットボールを打ち返した一打は高いバウンドで二塁前へと弾み内野安打となった。結果には苦笑いだったが、試合後には満面の笑みが光った。

 「打席に立てたことは良かった。結果、ヒットになったので良かった」

 期待されたクリーンヒットではなかったが、豪快なフルスイングと全力疾走を披露した。17年以来、球宴2本目の安打は持ち前の全力プレーから生まれた。「歓声をもらえて気持ちよかった。楽しめましたよ」。5日ぶりの実戦で、手負いの猛虎正妻がスタンドの大歓声に応えた。

 7日の広島戦でファウルした際に左手首付近を負傷。応急処置を施し、この試合は最後まで出場したが代償は大きかった。翌8日からの巨人3連戦は全て欠場。チームも3連敗を喫しただけに、悔しさと情けなさが募るシーズン前半戦ラストとなった。10日に打撃練習を再開。回復の兆しを見せていたが、恐怖心が残っていたのも事実だった。

 「(ケガした箇所は)大丈夫。(明日も)ベストなプレーをしてファンの方に楽しんでもらえるようにやっていきたい」

 13日の本拠地の一戦では捕手としての出場が濃厚。リーグ後半戦を前に、甲子園で一足早く、完全復活した姿を披露する。