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プロ野球

輝星の父・正樹さん、息子の雄姿に感慨 小3の頃に初めて連れて行った球場で

 ◇フレッシュオールスター イースタン選抜1―5ウエスタン選抜(2019年7月11日 楽天生命パーク)

力投する吉田輝(撮影・木村 揚輔)

 「金足農旋風」から約1年。親元を離れ、フレッシュ球宴で先発した日本ハム吉田輝の父・正樹さん(43)が、我が子への思いを本紙に語った。

 小学3年生の頃、今日試合をした楽天生命パークに輝星を連れて行きました。初めて連れていった球場。一番良い投手を見せたくて、ローテーションをテレビでこまめに調べて、(現巨人の)岩隈さんの登板の日に合わせました。

 その時に、「プロ野球選手になりたい」と言っていたのは覚えています。「頑張って練習をすれば、ここで野球ができるかもしれないよ」と話しました。そう思うと、感慨深いものがありますね。

 甲子園で戦えた選手(根尾や藤原ら)と試合ができるというのは、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)していける関係が続いていることだと思います。本人にとっても、今後につなげていってほしいなと。

 (昨夏に準優勝した)甲子園の頃は注目されるようになって、周りの反応も変わっていって、本人の(野球への)考え方が変わってしまう心配もありました。それでも、1軍初登板が決まった(6月に)輝星から連絡があって、「ここから俺はやるよ。1軍にいってからが勝負だから」と。相変わらずだな、と安心しました。

 ただまだ本人も、技術的なところで納得していない部分もあるし、マウンドでのたたずまいだったり、親として見ていても足りない部分はあります。勝敗がある世界だけど、野球は相手もあってできること。それを忘れず、長く野球を続けてほしいなと。これからも父親としても、一野球人としても見守っていきたいなと思います。