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侍ジャパン

阪神・西8試合勝ち星なし 6回3失点も10試合連続先制点献上

 ◇セ・リーグ 阪神3―4巨人(2019年7月8日 甲子園)

6回無死、大城に右越えにソロ本塁打を打たれた西勇輝 (撮影・奥 調)

 右翼席へ吸い込まれた打球を阪神・西は、ぼう然と見つめた。同点の6回。先頭の大城に初球スライダーを放り込まれた。初回の失点も初球を狙われたもの。2死から連続四球で一、二塁のピンチを招き、やはり大城に外の速球を中前へ運ばれた。5月3日のDeNA戦から10試合連続で先制点を献上。6回3失点と試合はつくったが、後手後手の展開を強いられた。

 「坂本が攻守で引っ張ってくれた。複数の失点なら、締まった試合にはならなかったと思うし、最低限はできたかなと思う。1年間戦う中でこういう展開はあるし、いい時ばかりじゃないので」

 尊敬の念を抱く菅野との初対決だった。15年の侍ジャパンで親交を深め4年連続ハワイで自主トレをともにする間柄。授かった言葉は今も胸に刻む。「勝ちを気にしない。自分の仕事をまっとうしたら、次に切り替えて野球をするだけ」――。自身の勝ち星に執着したのは過去の話。打線との兼ね合いもあり、近年は「勝ち星はおまけ」と割り切る。

 バットでは菅野から2回に中前打を放ったが、その菅野に4回に浴びた中越えへの同点二塁打が痛かった。5月10日の中日戦を最後に8試合勝ち星に恵まれないのは気がかりだ。 (吉仲 博幸)