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プロ野球

【中畑清 視点】巨人・篠原 緊張かと思ったら堂々 プロには“勝ち運”も大事

 ◇セ・リーグ 巨人1―0ヤクルト(2017年4月19日 鹿児島)

<巨・ヤ>プロ初登板の篠原は3回を無失点に抑える

 緊急しすぎたのがかえってよかったのかな。アクシデントで急きょお呼びがかかった巨人・篠原。少しは緊張するかと思ったら堂々としている。140キロ台後半の真っすぐにスライダー、フォーク。バラつきはあったけど、そこそこの制球はできる。

 3回は1死一、三塁から谷内の強烈な打球が三ゴロ併殺打。4回は先頭の山田に左中間へのヒットを許しながら石川が好返球で二塁で刺してくれた。バックの守りにも助けられて3イニングを無失点。後続の投手も1点を守り切ってくれての初登板初勝利だ。勝ち運もプロとしては大事だよ。

 駒大の後輩、石毛宏典が頑張って立ち上げた四国アイランドリーグplusの出身。苦労して夢をつなぎ、育成選手からはい上がっての晴れ姿というのがうれしいじゃないの。巨大戦力と言われる巨人から出たのも意味がある。チャンスを一発でつかみ取った独立リーグ希望の星。次の登板が待ち遠しいね。(スポニチ本紙評論家)